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しょーちゃんが潤を呼んだのか、ふたりでぎゃーぎゃー騒いでるのが聞こえた。
その声が何だか楽しそうで、さっきあんなことがあったばかりなのに、それが嘘みたいで、夢みたいで、おかしくなってきて、僕は笑った。
身体に悪魔の刻印は残っているけど、身体にはしょーちゃんに触れられた感触しか残っていない。
忘れてしまえばいい?
今日のことも、昨日までのことも。
忘れられるの?何もなかったことに?
忘れたら、ふたりの悪魔に対する怒りも恐怖も消える?
………無理だ。
されてきた数々のことがまた脳裏に浮かんでくる。
追いかけてくる。飲み込まれる。
僕は逃げるように大きく窓を開けて、暗くて見えない海の方を見た。
「ここでいい?布団」
布団を抱えて、ちょっとごめんねって、入り口辺りに座ってる和と大野くんに言いながらしょーちゃんが入ってきた。
「どこでもいいよ」
部屋の真ん中に布団をおろして、乗せていた掛け布団とタオルを退けて広げる。
この上で、さっき、僕は。
自分でこの布団でいいって言ったのに、もう後悔でいっぱいになる。
新たな悪魔にカッターを突き付けられ、犯されそうになったこの上で寝るなんて。
畳の上で寝た方がマシな気がする。
「松本くんに除菌消臭スプレーっていうの?借りてかけたよ」
「え?」
「悪魔菌はやっつけた」
しょーちゃんを見れば、しょーちゃんは至って真面目な顔だった。
「悪魔菌って………。もしかしてそれを潤と騒いでたの?今」
「そう。かけ過ぎって怒られてた。それじゃあ布団が濡れちゃって寝られないだろって。だから横になるのはちょっと待って。ツラくない?身体」
心なしかしゅんと肩を落とすしょーちゃんがおかしかった。笑えた。
悪魔菌とか、スプレーしまくりとか。
ちょっと待ってってことは、そんなに湿っぽいってこと?そんなにかけたの?僕のために?
おかしくて、嬉しくて、そんなしょーちゃんが愛しくて。
笑った。
笑っていないと泣いてしまいそうだった。
「笑いすぎ」
「だって………」
しょーちゃんが、窓際に立っていた僕の側まで来て、脇に挟んでいたカーディガンを肩からかけてくれた。
柔らかな肌触りの、僕が一番ツライ時を、ツライことから守るように包むようにいつもかけてくれていた、カーディガン。
そっと握って、目を伏せた。
「雅紀、ご飯食べられそう?」
「え?あ、ごめん。僕作ろうと思って………」
今日は和の好きなものを作ってあげようって思っていたのに。
「今日は出前を取ることにしたから。………俺の奢りって、松本くんに押し切られたけど」
やっぱりしゅんと肩を落とすように見えるしょーちゃんに、僕はまた笑った。
「だから笑いすぎだって」
「………ありがと、しょーちゃん」
溢れそうになった涙は、笑い過ぎて出たってことにして、僕は目尻を指で拭った。
ご飯は要らない。食べたくない。
そう言った僕に、しょーちゃんはおにぎりを作るって言ってくれた。
しょーちゃんに大事にされれば大事にされるほど。
穢れた自分が、汚された自分が、嫌だった。
その声が何だか楽しそうで、さっきあんなことがあったばかりなのに、それが嘘みたいで、夢みたいで、おかしくなってきて、僕は笑った。
身体に悪魔の刻印は残っているけど、身体にはしょーちゃんに触れられた感触しか残っていない。
忘れてしまえばいい?
今日のことも、昨日までのことも。
忘れられるの?何もなかったことに?
忘れたら、ふたりの悪魔に対する怒りも恐怖も消える?
………無理だ。
されてきた数々のことがまた脳裏に浮かんでくる。
追いかけてくる。飲み込まれる。
僕は逃げるように大きく窓を開けて、暗くて見えない海の方を見た。
「ここでいい?布団」
布団を抱えて、ちょっとごめんねって、入り口辺りに座ってる和と大野くんに言いながらしょーちゃんが入ってきた。
「どこでもいいよ」
部屋の真ん中に布団をおろして、乗せていた掛け布団とタオルを退けて広げる。
この上で、さっき、僕は。
自分でこの布団でいいって言ったのに、もう後悔でいっぱいになる。
新たな悪魔にカッターを突き付けられ、犯されそうになったこの上で寝るなんて。
畳の上で寝た方がマシな気がする。
「松本くんに除菌消臭スプレーっていうの?借りてかけたよ」
「え?」
「悪魔菌はやっつけた」
しょーちゃんを見れば、しょーちゃんは至って真面目な顔だった。
「悪魔菌って………。もしかしてそれを潤と騒いでたの?今」
「そう。かけ過ぎって怒られてた。それじゃあ布団が濡れちゃって寝られないだろって。だから横になるのはちょっと待って。ツラくない?身体」
心なしかしゅんと肩を落とすしょーちゃんがおかしかった。笑えた。
悪魔菌とか、スプレーしまくりとか。
ちょっと待ってってことは、そんなに湿っぽいってこと?そんなにかけたの?僕のために?
おかしくて、嬉しくて、そんなしょーちゃんが愛しくて。
笑った。
笑っていないと泣いてしまいそうだった。
「笑いすぎ」
「だって………」
しょーちゃんが、窓際に立っていた僕の側まで来て、脇に挟んでいたカーディガンを肩からかけてくれた。
柔らかな肌触りの、僕が一番ツライ時を、ツライことから守るように包むようにいつもかけてくれていた、カーディガン。
そっと握って、目を伏せた。
「雅紀、ご飯食べられそう?」
「え?あ、ごめん。僕作ろうと思って………」
今日は和の好きなものを作ってあげようって思っていたのに。
「今日は出前を取ることにしたから。………俺の奢りって、松本くんに押し切られたけど」
やっぱりしゅんと肩を落とすように見えるしょーちゃんに、僕はまた笑った。
「だから笑いすぎだって」
「………ありがと、しょーちゃん」
溢れそうになった涙は、笑い過ぎて出たってことにして、僕は目尻を指で拭った。
ご飯は要らない。食べたくない。
そう言った僕に、しょーちゃんはおにぎりを作るって言ってくれた。
しょーちゃんに大事にされれば大事にされるほど。
穢れた自分が、汚された自分が、嫌だった。
本当は恐ろしい大野
先日忍びの国関連の雑誌を
一覧にしましたが。
今度は忍びの国の関連新聞を
一覧にしてみました。
5月9日 | 朝日夕刊 | 忍者を辿って |
6月1日 | 中スポ | ジャパンプレミア |
6月23日 | 読売 | 忍びの国スペシャルトーク |
6月24日 | 朝日 | スタイルマガジン広告・KIRIN広告 |
6月24日 | 東京中日 | 忍びの国公開前特集 |
6月27日 | 中スポ | 伝法院ヒット祈願 |
6月28日 | 読売夕刊 | 大野智・石原さとみ対談 |
6月29日 | 中日夕刊 | 忍びの国広告 |
6月29日 | 読売小学生新聞 | スペシャル特集 |
6月30日 | シティリビング | インタビュー |
6月30日 | 夕刊フジ | ぴいぷる |
6月30日 | 読売中高生新聞 | パーソン |
7月1日 | 日刊 | サタジャニ |
7月2日 | 中スポ・デイリー | 初日舞台あいさつ |
7月6日 | 上毛 | 伝法院インタビュー |
7月7日 | 神戸夕刊 | 伝法院インタビュー |
7月14日 | JapanNews | 忍びの国特集 |
7月14日 | 読売夕刊 | 忍びの国・大ヒット上映中広告 |
7月14日 | 北日本 | 伝法院インタビュー |
7月19日 | 中スポ | 札幌舞台挨拶 |
これもまた自分の手元にある新聞だけを
一覧にしてあります。
新聞の記事はインタビューの視点がオリジナルで
雑誌とはまた違う智くんの話しが聴けて
面白かった。
小学生新聞などは子供向けの口調ながら
何気に忍びの国の一番のテーマに触れていて
これは映画を見てから、なるほど、と思った記事であった。
伝法院でのインタビュー、読売のぴーぶるなども
新聞でしか読めない内容で
多くの新聞が自力では買えず、
色々な方に助けて頂いた。
新聞もやはり怪物くんと比べるとかなりの
露出でここでもたくさん仕事をしていたであろう
智くんがしのばれる。
様々な媒体を整理するたびに
智くんお疲れ様、と
思う次第。