物忘れ たのしいはソコにある

物忘れ

きれいな物忘れ百貨店

あ~、やっと解放された気分

 

物忘れカフェでの講師、次の日には介護認定の昼のバイトと夜の在宅の連携会議みたいなのに出席が終わった

 

しかし、その1週間前から風邪ひいていて

体力的にもつらかったw

 

子どもも風邪ひいていて、うつしあいしている感じw

 

もちろん、普段の業務もあるしね

 

新店舗の計画もずさんすぎな会社

事務員とか増やさないなんてまじか

薬剤師も1名だけの年齢50台増やすだけとか

 

ほんとにバカなんじゃねって内心思っている

まぁ、新店舗がどれぐらい稼げるかは不透明だけど

結構、Drは若いしちゃんとしているので、人手不足になりそうな気がする

 

事務員うちから、ベテラン1名とって、使えないおっさんもそちらへヘルプ行くとかwww

事務員増やさんと回らないだろうと提言してやっと一人募集かけるらしい

 

計画性のない人間が決定権を握っているとほんまに困るな

「物忘れ」という共同幻想

0617

 

義母から野菜が送られて来た。

 

今回は農協で買ったものを詰めたそうで、

カボチャとトウモロコシだったのだが、キレイなものばかりだった。

いつもこれなら有り難くもらえるのになぁ・・・

 

 

トウモロコシの皮剥きは 虫が出そうでコワいので、ダンナにやってもらった。

やってもらいながら ちょっと思っていたことが。

 

 

前の月にも 義母は野菜を送ってきたのだが、

このときもスーパーで買った野菜がほとんどで、その中に少しだけ

義母野菜が混じっていた程度だった。 

このときも いつものようにウンザリすることはなく、キレイな状態だった。

 

 

お礼の電話をし、電話を切った後に

5分もしないうちに すぐ義母から電話がかかってきて

電話の表示について聞かれた。

 

 

「見慣れないランプが光っとるんや。これ何や?」

「番号の頭がな、501なんちゃらて出てな、これどこや?出てええんか?」

 

 

義母の説明ではイマイチよく分からないので 実際見てみないと判断がつかないし、

そのくらいのことなら、近くに住む義兄が来たときに 

ちょっと見てもらえばいいようなことだ。

 

 

こうなるだろうなぁ・・・というのは ババのときの経験から予想出来ていたので

を 写メしてあったので

それを見ながら義母に教えた。

 

 

送られてきたのが買った野菜だったのは、

私に聞きたいことがあるけど、タイミングよくは義母野菜がなく、

だからといって、素直に電話して聞くのも嫌で、

野菜を送る→がお礼の電話をしてくるから それを待つ だったのかな・・・と思った。

 

 

そんなことがあったので、

今回も買ったキレイな野菜だったし・・・もしかして?と思っていたら

やはりそうだった。

 

 

だが残念なことに 電話に出たのはダンナ。

っていうか・・・一度目に 私がお礼の電話をしたときに言えばいいのに・・・

そのときは忘れてた・・とか そういうカンジじゃないのよね・・・

 

 

「テレビのリモコン? またか。」

 

「またどっか違うとこ触ったんやないか? 地デジのボタンは?

  あ?電池? そんなんこの前変えたばっかやろ。 そうに早うなくならんわ。」

 

「アンタまた何か違うボタン押したんだろうで・・・

  あ? アンタが押した覚えがなくても、何かの拍子に触ったんかもしれんやろ!」

 

 

 

ダンナが 今まであった義母のちょっとミスをひとつずつ言って 確認していったが、

義母の理解力が・・・イマイチどうなっているのかよく分からない状態だった。

 

 

理解力の乏しい義母は あれこれ言われると すぐに嫌になってしまう。

このときも それで一旦電話を切った。

 

 

・・・だからさ、近くにいる義兄に聞けばいいじゃん。

  勝手のいいときは 孫たちだって(義兄娘たち) 電話して呼びつけるのにさ。

  

  こんなに話が遠くて 義母の言うことはよく分からないし・・・

  見ればすぐ解決することなのに。

 

  この前私に 当てつけみたいに意地悪な言い方で

  義兄一家と仲良しアピールしてたじゃん  

 

  よくしてもらってるんだろ? (義母は食事おごってくれればいい人でもんねぇ・・・)

  だったら、このくらい義兄でもゼニーにでも孫にでも見てもらえばいいじゃん?

 

 

このとき我が家は 夕飯の真っ最中だった。

 

母もいて、電話の会話を聞いていた。

何か言いたいようでソワソワして・・・

 

 

ダンナが電話を切って、私に詳しい内容を喋りはじめたら、

母が かぶせるように口を出してきた。

 

「地デジのボタンかBSに切り替わってるんじゃない?

  おばあちゃんのときは しょっちゅうだったから」

 

 

途端に ダンナはかなり不快な顔を露わにした。

 

 

そりゃそうだろう。

誰も母に意見を求めてなんていない。

「私は分かってるから!」と言わんばかりの言い方が また不快。

 

 

ダンナにしてみれば、

義母は年相応の物忘れと理解力の低下はあっても、

アルツの進んだババと同じに言われるのは 不快だっただろうし、

今の母は 人のことなど言え義理ではないのだから

「お前が言うな!」と思ったことだろう。

 

 

同じ部屋にいて 電話の会話が聞こえていたとはいえ、

ダンナと義母との会話だ。 母から先に口を挟むべきではない。

 

ましてや 今私に詳しいことを伝えようと喋りはじめた

ダンナの言葉を遮ってだなんて。

 

 

私が止めても 母は同じようなことをまた言い・・・

今度は私にピシャリと言われて やっと黙った。

 

でも・・・小さな声で また同じことをブツブツ言って。

ホント なんでこんなことが分からないのか

 

そこから母のことは完全無視。

 

 

 

ダンナの話を聞くと・・・

 

 

ま~たテレビのリモコンが使えないらしく・・・

でも今までと違うのは、電源は入るがチャンネルが変わらず

画面は砂嵐だと言う。

 

テレビが見れないので、ラジオばかり聞いて我慢しているのだと。

 

  ちなみに今まで→ 

              

                 ・・・多過ぎなのであとは省略

 

 

すぐに思い当たったのは、切り替えボタンを押してしまったんだろうということ。

 

 

ダンナは 義母にそう言って 確認させたと言ったが、

さっき聞いていた会話では・・・ダンナの説明は 義母には分かりにくかったと思う。

それに 地デジボタンのことは言ったが、BSボタンについて
言っていなかった。

 

 

ダンナの感覚だと、隣り合っているボタンなんだから 

そっちも気がつくだろうと思っているのだろうが、年寄りはそうはいかない。

もういい加減、今現在の義母を分かってやれよ・・・と思う。

 

 

食事の後、もう一度やってみようと ダンナが義母に電話した。

 

 

「電話したらさ、今からNHKのドラマ? 

   なんか見たいテレビが始まるで 今アカン!切るで!とか言われてさ。」

 

 

「え? テレビ見れるの?

   さっき、テレビが見れないから ラジオばっかり聞いて

   我慢してるとか言ってなかった?」

 

 

「俺もそう思って聞いた。

   隣の部屋のテレビで見るんだって言っとった。」

 

「あぁ、そう。 で? 後でまた電話するの?」

 

 

「もう終わったよ。

   まだ15分くらい時間あったしさ。すぐ終わることだし 今やれって言ってやった。

   やっぱりBSボタンだったわ。」

 

 

これで解決。おしまいだと思った。

 

 

 

翌日。夕方義母から電話がかかってきた。

 

 

「ちゃ~ん、昨日はありがとな~。

   わたい、何にも触った覚えないんやけどなぁ。

   どうしてあんなんになったんや? アンタ分かるやろ?」

 

・・・いや、アナタでしょ。 昨日 ダンナにも言われてたじゃん。

 

 

人に質問しておいて、こちらが相づちをはさむ間も与えないくらい

続けて喋り続ける義母。 機関銃トーク。

かなり端折って書いているが、実際には同じようなことを何度も

一人で繰り返して 勝手に話題が逸れて次の話に行くので かな~り長い。

 

・・・いつも思うけど、いつ息継ぎしてるんだ?こっちが息苦しくなるわ。

 

 

「お野菜、どうやった? 農協で買うて送ったんさ。

   トウキビな、茹でたら冷凍しとき。実外さんとそのままな。

   食べるとき、そのまま解凍して食べたらええで。

 

   わたいもな、あれ買ってきて冷凍して1週間になるけどな、

   おいしいに食べとるでさ。 アンタもしときぃな。」

 

・・・あはははは

   一人暮らしのお義母さんちなら 

   そのままの大きさで何本か冷凍出来るだろうけど、ウチはそんなキャパないのよ~

 

   ん?買って来て1週間? え?ウチに来たこれも?

 

 

「$%&’・・・(機関銃トーク省略) でな、ちゃん。

   お盆はいつから休みなんや? あの子らは?(孫たち)

   長いこと顔見とらんで 会いたいわぁ~」

 

・・・会わせません。 これは私の復習ですから。

  何度言ってもムダ。

 

  子供たちも会いたくないって言ってるんだから仕方ないわ。

  毎回毎回 よくも言えるもんだわ。

  自分がしたこと都合良く忘れて。 どれほど子供たちを傷つけてきたことか!

 

 

毎回のことだけど、義母がコレを言い出すと 腹が立つ。

 

「あぁ、無理だね。」

 

精一杯押さえて、サラっと突き放す。

年をとるごとに しつこくなってきている義母。

私の我慢だって 年々限界に近づいていく。

 

あんまりグダグダしつこく言われたら、いつかキレるかも。

 

 

電話を切る間際に 義母が言った。

 

「苺ちゃ~ん、また会える日を楽しみにしてますにな~

   アンタに また色々してもらわんといかんで~

   またな、長いこと喋ってしもうて。 ありがとうな~」

 

 

・・・やめてよ、そういうの。

   なんか・・・今そういうの 私 聞くだけで疲れるのよ・・・

  

   私を使おうと思わないで・・・もうさ、疲れてるのよホントに。

   気持ちがね・・・もうさ・・・

 

   母といい、義母といい・・・同じだわね。

 

 

 

 

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