物忘れ しかし、泥棒にだけは、やさしくない家です。
雨の日が続きますね~σ(^_^;)
思えば、6年前の2011年の夏に、都会の一角で、盆栽モドキ姿の出猩々もみじを何故か買ってしまい。
それから盆栽に興味を持ち。
同じ2011年の9月に、初めて東京支部展の展示会にお伺し、
「なんですか、この濃厚で、耽美な世界は~Σ(・ω・ノ)ノ!」と。
神様への貢ぎ物、室町時代の床の間飾りがルーツで、古色・侘び寂を大事とする盆栽文化に魅せられ、
はや6年目。
そう思いますと、9月の東京支部展が、ある意味当方の盆栽生活の始まりかもしれないと。
はい。そう、思いまして(・_・;)
左:2012年3月に比し、右:現在と。棚場も同じ場所とは思えない程の有様になっており(ノ´▽`)ノ(笑)
6回目の今年の当方の支部展席飾りは、まだ決まらず、相変わらず迷子の仔羊彷状態ですが(笑)、
写真を撮る暇もないので(泣)、過去の支部展での飾りを、振り返ってみました。
『あんまり変わってないじゃん~』と思われる方もあるかとは存じますが、
本人的には、アバウトでしたが、それなりにめっさ必死の5回だった気が致しております(笑)
何年経ったら...など、盆栽を始めた当初は、想像・イメージも全く付きませんでした。
思い返すと、3年続けばいいんじゃない的な気持ちも、あったとも思います。
今でも10年後とか、全くイメージ付きませんが(笑)
他の趣味の誘惑が多い昨今。
盆栽を始めたばかりの方は、同じようにイメージが付かない方も多いかと。
そんな時代に、相変わらず盆栽などを弄っておりますが。
またいつか、こんなこと思ってたのねと、見返すことが出来たら、それはそれなりに幸せなんだろうなと
思いますです。(*´ω`*)
では、振り返り(笑)
ちなみに、別の会では業者様が並べる会もあると存じますが、東京支部は趣味者の会なので
配置決め、樹や飾などの設えは、各人自前でごじゃる(;^_^A
9月って、本格秋の季節ではなく、実は飾る樹種も結構大変ですが...
お買い物などの参考にもして頂ければ幸いです(*^.^*)
支部展でも売店が結構出ますが、お勧めは、古い樹。
古さばかりは・・・これがないと、風情が出ませんし、盆栽の大事な一要素であると思いまする( ̄_ ̄ i)
多少崩れている樹でも、取り木、挿し木等々。直して、楽しめる要素は、盛沢山と思いまする(*´ェ`*)
2012年9月。盆栽を始めて1年。人生の初展示です。
左から、楡欅(鉢:夢陶)、屋久島一寸金花(鉢:木黄)、黄金羊歯(鉢:暁雲)、黒松(鉢:英明)、
野葡萄(鉢:不明)、斑入り虎杖(イタドリ)(鉢:志水)、豆蔦
当時のコメント:
『私の心を良く表していますね。欲張りすぎです(笑)一つ一つの自信が無くて、数多くなっちゃいました』
はい。その通りです。ああ、初々しいなぁ~(笑)
今見ると、楡欅は流れが逆で、なんで黒松の先に豆蔦か、自分でもさっぱり分かりません(笑)
当時の記事を読みますと、豆蔦を流れの『留め』にしたかったようですが、
逆流するは、流れちゃってるは、景色はちんぷんかんぷんで...。
いや、これはこれで、ある意味、楽しい( ̄ー ̄;笑)
あと、樹の大きさは現在とあまり変わっていません。樹高5センチ~10センチくらいが殆どです(*´ω`*)
2013年9月(2年目)
左から、金華山がまずみ(鉢:青閑)、杜松(鉢:一真)、滝石(古谷石)、紀州オギ(鉢:暁雲)、
もみじ(鉢:啄柿=T屋さん)☆
当時のコメント:『粋でお洒落で自由でもあり、戦時中でも山取りをしていたというお茶目な(笑)江戸っ子、
青閑の『休』の文字の鉢。』
ということで、金華山がまずみの鉢の『休』の字と、席飾りをかけました席だったようです☆
(もう、最近物忘れがひどくて、自分のことでもホント忘れています(笑))
ちなみに今回の記事の写真に載っている樹。意外と、全部まだ棚場で、無事生息中です
(自分でもびっくり、笑)。
腰高ですな~。鉢を低いのにすれば、まだ良かったのに・・・反省(  ̄っ ̄)
お、こちらの杜松は先月撮った写真が。下が現在の姿でする☆
2014年9月(3年目)
左から、楓(鉢:昭阿弥。何代目かは不明。)、そなれ(鉢:陶元)、添配(観音菩薩) 、
姫蓼(鉢:某愛好家さん)、イヌシデ(鉢:辻輝子)
当時のコメント『そなれから流れる風の如く、初秋の姫蓼の花を愛でる観音菩薩の優しい心が広がり、
麓の木々も優しくそよぎ、時おり静かな秋の音をたてている、勝手ながら、そんな風景を想像』とな。
難しいことを...今でいう中ニ病??(笑)いや、本人真剣です(笑)
でも、この飾り、結構好きかも(*´ェ`*)
2015年9月(4年目)
左から、山もみじ(鉢:方雅陶人)、石(産地不明)、中国山椒(華椒)(鉢:町直)、
草(白花姫蓼、ソビ)(鉢:某愛好家さん)、斉?果(えごのき)(鉢:大正鉢)
当時のコメント:『松柏類なし。本当は真柏を飾る予定でしたが、石ともみじに迫力負けで
急遽撤去。』&『夏の翡翠色の匂いと、秋の色っぽさ』とな。
そうそう、この年位から、仕事がめっさ忙しくなってしまい...はぁああ~( ̄∇ ̄+)
あ、でもでも、この飾りも、結構好きかも。
忙しい程良いのか??あれ??(笑)
2016年9月(5年目)
左から、ソビ(鉢:竹本)、真柏(鉢:横田龍人)、石(多摩川石)、縮緬葛(鉢:中国古鉢 呂均釉)、
梅擬(鉢:辻毅彦)☆
当時のコメント:『侘びの色を左の主木近くにし、右手前には縮緬の艶緑と呂均釉、梅擬の赤と有田焼磁器の白と。独り山に入り、寂寞たる中、ただ感じる。』とな。
う~ん、今見ると真柏は石の近く、或いは奥が良かったな・・・(?_?#)
ちなみにこの回の記事には下のサービス版が。
こちら、当方が所属するもう一つの会である清香会のA藤会長による変更後の当方席でする。
主木の正面を変えただけです。これだけでグッといい~(*´ェ`*)
今年はどうなることやら。
ぎりぎりにならないと動かない当方。ある意味、自分でも、楽しみです(*´ェ`*)
開催、41回目です(*´ェ`*)
中村是好氏(←分からな
い方は、盆栽 中村是好 で画像検索してちょ)の盆栽を愉しむ心を継ぐ会。
41年に比べれば、6年なんて屁でもないですが(;^_^A
会員一同楽しみにお待ちしております(いや、最後、宣伝かい笑)。
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慧「ほら、たかぎ 撮るよ。笑って」