その発想はなかった! 新しい記憶
この写真 去年の1月に写した金魚です12月になって振り返って写真を眺めているのですが 最近見ません 全く記憶がありません ほかの金魚はいるのですが?系統図を見直したとき F2~3に書き直した記憶ははっきり残っています ある先生が金魚を見に来た時に言われた言葉 金魚泥棒がいるので気を付けるように その言葉がよぎりましたが 探してからにして。でも 楽しい金魚です面白い金魚ですね 夢金魚に入り込んでいる金魚ですね この写真しかないのはがっかりです。
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記憶を妻に先に買われたら、父として一生の不覚である。
闇の奥に人影が。
あるはずの人数ではなくて。
だから、すごく不安になる。
「智? 智?」
掠れた声で呼べば、人影の一つが、動いた。
後から来た翔さんも、潤くんも。
ギョッとしたように立ち竦んでいる。
あるはずの、怒声や喚き声もなく、
ひどく静まり返ったこの場所が、
来てはいけない禁忌の場であるように感じた。
「カズ。来なくてよかったのに。せっかくのショーが台無しになっちゃう。」
近づいてくる声は、聞き慣れたのんびりした
智の声。
もう一つの人影からは、
「あー、翔ちゃんも、潤くんも来てくれたんだ。」
おもちゃみたいな明るい声が届いた。
「あの、あいつらは?」
潤くんが恐る恐る聞いてくる。
「んー…なんか、消えちゃった。」
「俺が来た時は、もう、後ろ姿だった。」
要領を得ない二人の説明に、僕らは首をひねるばかりだ。
「智、智、怪我してない?」
僕は、智の身体にそっと触れてみた。
「ん。だいじょぶ。ありがとう、心配して来てくれたんだね。」
「海岸で助けられて、記憶なくしてるのに、これ以上、なんかあったら、面倒見切れないでしょうが。」
憎まれ口を叩いて、自分のドキドキを隠す。
青い浴衣を片肌脱いで、浅黒いすんなりした肩や腕を見せている智は。
なんだか、眩しくて。
いつもの、ほにゃんとした智ではないみたいだ。
智が、僕の手を引いて。
「さっ、戻ろ。」
すたすた歩き始める。
僕らの後ろで、雅紀が
翔さんや潤くんとコソコソ話してるけど。
あいつらがいなくなったことで、
ほっとした僕は、ぐったりで。
智と連れ立って
そのまま、松兄の居酒屋に直行した。
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