ふむふむ、だから大野なわけですな♪
ドキ!丸ごと!大野だらけの水泳大会
こちらはBL妄想小説になります
閲覧にご注意ください
SIDE N
オレの膝の上に頭を置いて
大野は今にも寝てしまいそうで…
「起きてる?」
「うーん…」
「ちょっと寝ないでよ」
「起きてる….」
ホント無防備だな…
いつでも殺 してくださいって
言ってる様なもんじゃねぇか…
「社長、お待たせしました」
社長室のドアが開いて
翔ちゃんが入ってきた
「あ…終わった?」
「はい、帰りましょう」
「うん…ニノも帰る?」
「帰るよ」
「じゃあ、送ってやる」
そう言って体を起こして
立ち上がると、ふわって
大野がオレの頭を撫でた
何…今の…
なんか…胸の奥の方が…痛い…
胸を押さえて、ソファーに
座ったままでいると
「ニノ、行くぞ」
って、さっさとドアに向かって
歩いてる大野を慌てて追いかけた
「ニノ、社長を先に送っても
いいかな?」
「翔くん…大丈夫だよ…」
「ムリは禁物です」
「あ~いいよ、オレ別に
どっちでも」
「ありがとう、相葉くん
社長のご自宅に」
「はいっ」
大野のマンションに着くと
翔ちゃんも一緒に降りた
「翔ちゃん、ニノ送ったら
迎えにくるから」
「ありがとう、相葉くん」
「社長お疲れ様でーす
今日はゆっくり休んでね」
「ありがと…」
相葉さんが車を発進させて
大野を見ると、翔ちゃんに
支えられながらエントランスに
入っていく
「大野…さん…そんな
飲んだの?」
「いや…今日、ずっと
調子悪いんだよ」
「そんな風に見えなかった…」
「社長、見せないからね…
頑張っちゃうし…」
「そうなんだ…」
「あっ、これ秘密ね?
弱いとこ見せんのキライだから」
「わかった」
「最近、特に忙しいから
だいぶ疲れてると思うんだよね
今日みたいに飲まなきゃ
なんない事もあるしね」
「社長も大変だね…」
「たくさんの社員さんの
生活がかかってるからね」
うちの親父1人守れないのに…
たくさんの社員を守る為に
うちの親父は切られたのか…?