ボクシングから学ぶ印象操作のテクニック
王者・福原辰弥、挑戦者・山中竜也とも計量を一発パス…熊本でWBO世界ミニマム級戦
- 共に計量を一発パスし写真におさまる王者・福原辰弥(手前左)と挑戦者・山中竜也
WBO世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦(27日、熊本・しろやまスカイドーム)の前日計量が26日、試合地の同県芦北町で行われた。王者の福原辰弥(28)=本田フィットネス=は47・4キロ、挑戦者で同級1位の山中竜也(22)=真正=が47・5キロで共に一発でクリアした。
初防衛戦に臨む熊本市出身の福原は「いい内容で勝ちたい。前半から捕まえるのは難しいかもしれないが、山場は作る」とV1を宣言。一方、元東洋太平洋王者の山中も「体調はいい。いつも負けたら終わりのつもりでやってきた」と世界初挑戦初奪取に燃える。火の国・熊本で日本人同士による最軽量級の熱い戦いが繰り広げられる。
亀海、Sウェルター級36年ぶり王者へ「全力」打ち砕く
- ポーズをとる亀海(右から2人目)とミゲル・コット(同3人目=カメラ・三須 慶太)
◆プロボクシング世界戦 ▽WBO世界スーパーウェルター級王座決定戦 同級1位・ミゲル・コット―同級6位・亀海喜寛(26日、米カリフォルニア州カーソン スタブハブ・センター)
WBO世界スーパーウエルター級王座決定戦の計量が米カーソンで行われ、世界初挑戦の同級6位・亀海喜寛は69・7キロ、同級1位で元世界4階級制覇王者ミゲル・コットは69・6キロでともに一発パスした。日本選手にとって重量級とされるスーパーウエルター級の正規の新世界王者となれば、1981年11月の三原正(三迫)以来、36年ぶりの快挙。米国での王座戴冠となれば同じく三原以来となる。
無事に計量をパスすると、亀海は世界的スターのコットと顔を突き合わせる「フェースオフ」の後、ガッチリと握手した。「フレーム(体格)が小さいなと思っただけで変わりはない」と落ち着いていた。大物が相手だが「非常にリスペクトしているが、試合になれば全力で戦うだけ」と語った。米国で過去に8試合戦っているだけに、ファンからは「オマエガカツ」と日本語で激励される場面もあった。
コットは、12月にラストファイトを行って引退するともいわれている。それに対し、亀海は「こっちが勝ってリマッチになればいい」と堂々言い切った。世界的な大物の野望を打ち砕き、快挙ずくめの白星を必ず手にする。(三須 慶太)
亀海がんばれ~
ボクシングがオーストラリア人に大人気
昨日放送された「ジョープロボクサーへの道」で予定されていたプロテストは一旦白紙になった。
プロボクサーになると言ったからにはボクシングに集中してほしい。