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このあいだ、ネットで「RLE」っていう言葉を教えていただきました。 RLE: Real Life Experience (実生活経験) 要するに、性別移行者がホルモン治療等の性別移行処置に進む前に、望みの性で生活してみること、だそうです。 なんでも、これは日本のガイドラインの中にあって、これをクリアしないと先に進む、つまり身体的移行に進めないとか。 しかしながら、医師によってこれをクリアーすることの基準が違い、またその重要度も違うことが多いそうです。 そしてSRS(性別適合手術時)時には、望みの性としてのRLE(実生活体験)を重ねて、目標とする実生活を送っていることが望ましい、とのこと。 とまあここまで聞いて、私が感じたのはですね、「そりゃあハードル高いなあ」、ってことなんですよね。 レディース、それもユニセックスな服ではなく、ブラウスとスカート、パンプス等 レディースのヘアスタイル、無理な場合はウィッグ メイク つまり、私的に言うところの「フル装備」、の状態で生活しろと? 「生活しろ」と言うからには家の外に出ることも含むのでしょう。 いやいやいやいや、これをまだ男成分が残っている状態でやれと? ムリでしょうに。 たとえ心が完璧に女だとしても、です。 私とて、ユニセックスな服装やレディースを取り入れ始めたのは9年前ですが、「フル装備」で外出できるようになったのはほんの1年前です。 私にとって、リードされることはそれはそれは恐ろしく、顔、髪、体型、声、すべて揃った状態でないと到底外出することなど思いもよらぬことでした。 そして、8年が経過し、もうこれで自分としてはやることはない、と思ってもまだ自信はありませんでした。 確かに以前書いたように、街中で女扱いされました。 しかし、それとていわゆる「思いやりパス」ではないのか?そういう疑念が常につきまとっていました。 最終的に、ある方がそれを完全に打破してくれたのですが、そういう「評定者」的な人がいないと、これはなかなか難しいんじゃないでしょうかね。 過去も今も、ネットの皆様は本当に優しくて、なかなか「テメエなんかまだオカマ女装のレベルなんだよっ!」というような忌憚のない意見は、私に向かって言って頂けなかったですねwww 結果的に、私の場合は、A面で接している方々はなんの疑いも持っていなかった。 そして、何食わぬ顔でB面生活している環境下においても、私がカミングアウトするまでもなく、周囲は私の変化に大いに驚いていたらしいのですね。 私が、「そういうメンタルを持ち、そういう事を指向している人間」であると、とっくの昔に見抜いていた、ということらしいのですがw
私みたいな半端なMtXじゃなくて、若い頃から確固たる女としての自我を持たれている方は、そんなことは無いのかなあ・・・。 そもそも、RLEというのはそんなに重要視されるものではなくて、クリニックに女装・メイクで行く程度でクリアされるものなのでしょうかね。 この教えて頂いた情報、ここ数日、色々考えを巡らせるに至った言葉でした。
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