いつも、しんぞう!のブログをお読みいただき、ありがとうございます。m(_ _)m
本日も、しんぞう!が共感したこの本からシェアして行きますね。(第三弾)
西原理恵子
毎日かあさん、を書いている人ですね。
内容がすごくよかったので、
13歳になるしんぞう!の娘の誕生日プレゼントとしてあげましたよ。
女の子のみならず、女の子を持つ親にもぜひ読んでもらいたいな、と思います。
女の子なら、だれでも素敵な花嫁に憧れ、愛する人と結婚をし、愛する人との可愛い子供を作って、幸せに暮らしたい!!!
と思っているはず。
でもね、にも書いたように、
今日本では3組に1組のカップルが離婚をする時代なんです。
男女が愛し合って、一緒に生活していくことが、難しくなってきているのでしょうか。
いや、もしかしたら、昔は別れたくても別れられない時代の風潮があっただけで、昔も今も変わらないのかもしれません。
愛だ、恋だ、と熱く燃え上がるのも、最初のうちだけです。
3年もすれば熱は冷める、といいます。
ヒロシ&キーボーの「3年目の浮気」という歌があったように、
3年もすれば、人の気持ちは冷めていくものなのです。
その時点で、どううまく一緒にいられるのか?というのは、
それこそコミュニケーション能力、自己中ではなく、相手を思いやれる配慮が出来るかどうか、
にかかっているし、
本当にダメンズ、であれば、別れることも選択肢に入れていかなければいけません。
一度は愛したダンナと別れ、女性がひとりで生きていく、ということはどういうことなのでしょうか?
できてしまった子供がいるならば、なおさら大変なことです。
多くの場合、経済的に厳しいので離婚を踏みとどまることが多いのです。
お金持ちはすぐ離婚するイメージがありますが、それは経済的な自由が利くからだと思います。
旦那と別れたら、ひとりでは生きていけない…、子供を育てていくには、養育費ももらわないとやっていけない。
でもダンナとの話し合いがなかなか進まない…。という悩みを抱え、ついつい、自分さえ我慢すればなんとかなる!と思い込んでズルズルと過ごしてしまい、何も束縛がなくなった時期に、熟年離婚をするパターンが多いのです。
それで、いいのですか?
一度しかない人生の大半を、我慢することで過ぎてしまって、良いのでしょうか?
そこで、著者の西原理恵子さんは、小さい娘に対してこう言います。
小さいといっても、反抗期でなかなか手ごわいお年頃だそうですが。
ひ
りでも生きていけるるようにしておけ!、と。
まずは、一人暮らしをするのはどういうことなのか?
から始まっています。
アパートを借りるには、どれくらいのお金が必要で、
月に家賃がいくらで、携帯代や光熱費や食費がいくらだから、どれくらいの月収が必要なのか。
最低でも月20万を目指せ、という。
コンビニでアルバイトをしたとしよう。
時給800円で一日8時間。
800円×8=6万4千円/日。
1ヶ月20日働いて、6.4万円×20日=13万弱。
家賃7万のワンルームに住んで、食費1日2000円で30日で3万、携帯代・光熱費で2万。
それだけで13万は軽く超えてしまう。
つまり、コンビニのアルバイトでは、ひとりで過ごしていけない、ということ。
節制すればやっていけるかも知れないけども、
子供を育てていくとか、友達と遊びに行ったり、飲みに行ったりする余裕はないのです。
それこそ、家具やら食器やらの生活用品を買い揃えるのだって、相当額のお金は必要ですし。
だからそれなりの給料の貰える会社に就職するために、勉強して名の通った大学に入るわけですね。
たまに、高卒でもとかいますけどね。
それはひと握りの人。
家賃を浮かすために、シェアハウスで8万の家賃を半分の4万で済ますこともできます。
付き合った男と一緒に住むことも選択肢としてはあります。
しかし、ダメンズとばかり付き合ってしまう西原理恵子の経験から、無職の男と同棲をすると、家賃が助かるどころか、不要な家財ばかりが増え、ゴミが増え、2倍・3倍とさらに貧乏に、さらに汚くなっていくという。
家賃の半分でセ活できることは、確かに美味しい。
しかし、それに慣れてくると、同棲している人なしでは生きていけなくなる。
同棲相手からDVを受けようものなら、わかれたい、離れて住みたい、と思っても、
経済的に無理だと、泣き寝入りするしかない。
そうなんです、収入であなたの生き方は決まってまうのです。
だからこそ、女性が一人で生きていけることを前提に生き方を考えたほうが良い、と説いているのです。
白馬の王子さま、はこの世にはいないのです。
あらぬ幻想を抱いている暇があれば、どうやって働いていくのか、そのためには今何をすべきなのか?を考えていくことが大事なのです。
それをしんぞう!の娘にもわかって欲しく、この本をプレゼントしましたが、
果たして、読んでくれるのか…。
いかがでしたか?
ぜひ一読してみてくださいね。