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メイウェザーvsパッキャオが実現するかどうか、毎日情報がすごい入ってくる今日この頃(´゚д゚`)

Yahooニュースでも取り上げられていてびっくりしました(笑)

ただ、情報がちと古いというか信憑性がない人(アラム爺ですが・・・)の発言をとりあげていたので、もう少し情報を取捨選択してほしいなんて思ったり思ってなかったり・・・

ちなみにこの記事を書いているのは、アメフトのスーパーボウルが行われる前日の夜中です。

もしかしたら、この後やるスーパーボウルで、メイvsパックの発表があるかも・・・?

スーパーボウルが始まるまで暇つぶしに今日の記事を読んでくださいw

もしくは通勤・通学の間にでも・・・

さてそんなこんなで、前回の予告通り今回はメイウェザーのテクニック分析を行おうかなと(´゚д゚`)

メイ信者によるメイ信者のための記事です(笑)

ちなみに全5~7回を予定しているつもりですが、いかんせん下準備がめんどくさいのなんの・・・

ボクシング愛、メイウェザー愛がなければやってられないですw

代表的なテクニック~あまりとりあげられないテクニックまで幅広くやっていく予定です。

これぞSweet Scienceだ!と言わせられるような内容にしたいと思ってます。

ではいきますか(´゚д゚`)
第一回 肘の使い方
こんな話を聞いたことがないだろうか?

それは、メイウェザーvsマイダナ2でのマイダナの発言である。

「あいつは俺の反則ばっかり指摘してきやがるが、あいつだって肘を使ってるじゃないか」

ボクシングにおいて肘を使うのは、反則である。

では肘の使用=反則と安直に考えてよいのか?

答えはNOである。

しかしながら、肘の使用は決して反則ではないとは言えない。

改めて問い直すが、肘の使用=反則なのか?

答えは半分YESであり、半分NOなのである。

まずはYESといった理由からいくと、肘を使って相手にダメージを与えるのは反則にあたる。

つまり、拳以外で相手にダメージを負わせることはご法度なのである。

では、NOといった理由はなにか?

それは、相手にダメージを負わせない限りは、そしてレフェリーにばれない限りは反則ではないということである。

そしてメイウェザーが使用しているテクニックは後者にあたるのである。

更にこのテクニックがあるからこそ、彼はインファイターとの戦いに打ち勝ってきたといっても過言ではないのである。

彼が肘を使用するときはどんな時か。

簡単に言うと、ホールディングからヒッティングの動きをするときである。(その他も今回紹介しています)

また、近距離でのL字ガードの欠点を補う時である。

L字ガードは特に近距離の際、下げている手を使用できないという欠点がある。

しかしながら、カバーする方法も存在しているのが事実。

そして、それをメイウェザーは実践している。

ここで一つ言っておかねばならないことがある。

肘も使用するが、尺骨(小指から下にたどっていって手首にある盛り上がった骨)の部分も使用している。

ただ、一連の流れは一緒なので今回は肘ということで統一させていただきたい。

それでは実際に見ていこう。

まずはこのシーンを見ていただきたい。

このシーンでは、メイが左フックを放ち相手にダッキングでかわされた後のシーンである。

ここで注目してほしいのが、メイの左肘である。

ダッキングでかわされ、左ひじがデラホーヤの側頭部に来ているのがおわかりだろう。

そして次のシーンに繋がる。

このシーンでは右ストレートを放っているのが分かると思う。

では前のシーンとはどういったつながりがあるのか。

それは、左肘で相手をプッシングしてスペースをあけてから右ストレートを放っているのである。

ここで言えることは何かというと、パンチのミスをその後の動きでカバーしているということである。

肘を使った似たようなシーンは他にもあるのでそちらも見てみよう。

このシーンの前では、モズリーがパンチをかわされたため、メイウェザーのパンチを食わないように密着してきているシーンである。

モズリーが距離を詰めてきたため、メイウェザーはパンチを放てない状況になっている。
(冒頭でも述べたが近距離によるL字ガードの欠点がでてしまっている状況。)

そして次のシーンに繋がる。

このシーンはどういったシーンかというと、左肘で相手の頭を下げさせ、そして左手を解放し自らと相手の間にスペースを作っている場面である。

そして先ほどと同様に距離が開いたので、右ストレートを放つのである。

さらに次のシーンに繋がる。

右ストレートを放った直後、再び相手が頭を密着させに来ているので、今度は右手を使って相手を後ろに押しのけているのである。

そして再びスペースを作っているのである。

次はインファイター代表の2人で見てみよう。

まずは、vsリッキーハットン。この試合では非常に多く肘を使用するシーンが見受けられた。

この試合では相手がクリンチを多用してきており、上のシーンも相手が密着してきたシーンである。

先ほどのモズリーとデラホーヤとは少し違うのが次のシーンで分かると思う。

まずは左肘で相手をプッシュする。

しかし相手は力強く、そこまで距離が確保できなかった。

ではどうしたかというと、

上のシーンで分かるように肘で押したあと、一瞬で高速のスウェーを展開して距離をあけているのである。

そして右ストレートを放つ。

ここまで、右ストレートを見てきたが右ストレート以外の選択肢もある。

先ほどと同じように相手がクリンチをしてきて密着してきている。

まずは左肘で押し込む。

距離が空いたので、

今度は右ストレートではなく右ボディーを放っている。

更に右ボディーを放ったことで、また距離が開いたため

ボディーからのコンビネーションで右フック。

他にも違ったシーンで違うパンチを見てみよう。

相手が押し込んできたので、左肘で押し込まれないようにしつつ、自身の状態は傾けて

右アッパーを放つ。
これは、ボディーを打ちこんでいるために相手の意識が下に集中しているのが分かっているために顔面に打ちこんでいるパンチである。
今度は肘使用~左ボディージャブまでの一連の流れを見てみよう。

まずは右手を使用して相手をプッシュし、距離を開けつつ

右手をはずして左フックを放つ

左フックを放ったので体がひねられている状態のため、返しの右アッパーを打ちこむ

右アッパーを打ちこんだところで相手が距離をとったので

左ボディージャブ

ここで左ボディージャブを放つのは、ハットンはフックとアッパーで顔面へ意識がいっているため。
次はvsマイダナで見てみよう。

そしてここで何よりも注目してほしいのが、いずれもメイウェザーがロープ際から脱出するシーンであるということ。

WOWOWエキサイトマッチの解説者ジョー小泉氏が「メイウェザーは、独特の立ち回りをしているor彼にしかできない芸当」といっている理由が分かると思う。

まず相手がプレッシャーをかけてメイウェザーをロープ際に追い込んだ。

メイウェザーは、左フックを放ちながら相手の攻撃を避けつつ、それでもなおマイダナが突進してきたので、右手を相手の側頭部に当てて、ロープ際から脱出。

右手で相手を押し込みつつ、自身は回避して十分な距離をとれたので左ストレート。

ここで注目してほしいのは、左ストレートを放っているということである。

回避動作をしてオーソドックスのスタンスに戻るには時間がかかる。

その一瞬の時間のロスを有効に使うために、サウスポースタンスのままから左ストレートを放っているのである。

メイウェザーが左ストレートを放つわけがない?答えはNO。

ちなみにこういったシーンは他にも数多く見受けられるので、もしメイウェザーの試合を今後見るようなことがあれば意識して観るといいかもしれない。
次は同じようにコーナーから脱出~左フックを放つまでの一連の流れを見てみよう。

先ほどと同じように相手がプレッシャーをかけている。

メイウェザーは、コーナーに追い込まれている。

相手が左ジャブを放ってきたので、回避しつつ左フックの準備。

左フックを放ったところ相手がダッキングで回避の動作に。

左フックはかわされたが、相手はダッキングしながら突っ込んできた。

メイウェザーは、右手を相手の頭の上においておさえつつ

コーナーから脱出。

そして右手を押さえたまま、距離測定をして

再度左フックを放つ。今度は相手にヒットした。
さて、説明は以上であるがどうであろうか。

肘を使用しているが、反則!!!と声を荒げて言うようなものであっただろうか?

人によっては、言うかもしれない。

しかしながら、管理人の答えは反則ではなく、技術という判断なのである。

そして今回この記事を見た時、肘・・・?となった方が多いと思う。

でも肘って意外とあなどれないでしょ?(笑)

上でも書いたが、こういったことを意識して試合を見てみると面白いかもしれない。

ボクシングがSweet Scienceと言われる所以もこういったものが見られるからではないだろうか。

最後に、試合観戦にも色々な方法がある。

1、勝ち負けをただ単におっかける試合観戦

2、お気に入りの選手を応援しながらの試合観戦

3、自身が審判となり、採点をつけながらの試合観戦

4、試合分析をしながらの試合観戦

などなど・・・

自分にベストな方法を見つけるのもまた興ですな(´゚д゚`)笑
今回はここまで(´゚д゚`)

多分過去最長編の記事(文字数はあんまし多くないか苦笑)になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

次回の記事はテクニック分析2になるか、ブローナーの試合予想になるかはまだ不明です!

ただ、テクニック分析の記事書くのめちゃくちゃ時間かかりますわ・・・(´゚д゚`)

たぶん2時間近く書いてる気がするw
(とりあげたいシーンを見つけるのが本当に時間かかるのよね・・・)

それじゃあお疲れ様でした!スーパーボウル楽しんでください!!!

まったね~(´゚д゚`)

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ボクシングに関係することであれば何でも構わないです!

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記事対するコメントやら管理人に対しての質問でもなんでもかまわないですよ~(´゚д゚`)

また、ボクシングのブログなどをやってる方がいれば、リンクを追加しますので遠慮なくおっしゃてくださいね!

子どもを蝕む「ボクシング脳」の恐怖

昨日角海老興行でした。

山内デビュー戦おめでとう!
松本は8回戦昇格!
そして岡田は東洋ランカー相手に完封勝ち!
坂本さんは日本の暫定チャンピオンになった!
途中連敗にもめげずここまで辿りついた。

本人のFBより

共通して言えること、なぜボクサーは負けてしまうと簡単にやめてしまうのか、
明らかに衰えを感じたなら分かる。他に続けられない大きな事情があったりするならわかる。
だけど、負けてただ単に腐ったのちやめるやつのメンタルの強度疑う。
人生なんて失敗ありきじゃないのかと
完璧になにもかも成功してきて最後の最後まで成功続きでその道に飽きてやめる
それはたしかに才能があってすごいとは思うけど、
選手として深みはない。
だから泥試合だろうがなんだろうが、今回何度踏まれても諦めずに掴んだ栄光は価値があると思います。
坂本選手おめでとう
そして
土屋選手
みんなに優しく尊敬してるボクサーの一人です、昨日勝利後にいきなり引退宣言。
自分の理想のボクシングができなくなったと語っていました。
実力のあるボクサーよりカリスマ性のあるボクサーの方がボクシング界には必要だと思います。
どの世界も才能持ったすげーやつはたくさんいるけど、ボクサーだって周りから見ればある意味商品。結局さ、どの世界も人に必要と思われてこそ価値が出るものだから。
芸能界だって音楽界だってスポーツ界だって十人十色でいいでしょ?
それなら人と同じような格好して同じような服着るんじゃなくて、全く違う色を発したい。
土屋さんの試合は勝った試合も負けた試合も良い試合だった。
昨日戦った選手達お疲れ様でした!
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