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わざわざ鳥人間を声高に否定するオタクって何なの?

鳥人間

見ろ!鳥人間 がゴミのようだ!

きなこです。

このところ、にちゃの帰りが早いので
夕食後に にちゃからデザートのチーズをもらっていますよ。( ^ω^ )

今夜は、はぁ方のじーじが大好きだった「鳥人間コンテスト」の放送日です。

じーじを思い出しながら、みんなでテレビを見る日なんです。

きなこを気遣って、音は小さくしてくれています。
でも、そろそろ8時なので2階へ行きたいデス。

規則正しい生活で明日も元気に過ごしますよ!

今週の鳥人間スレまとめ

【鑑賞日:2017年8月24日】

火曜日の「新感染 ファイナル・エクスプレス」に続き、今週2件目の映画試写会…本日はイオンシネマ茅ケ崎まで遠征して見てきた「トリガール!」です。簡単に言うと、土屋太鳳扮するヒロインが、“鳥人間コンテスト”に出場する話…以上。って、それで終わりかい!ぶっちゃけ、劇場で流れてる予告編を見た時に…“誰が、こんな映画を金払って見るんだ?”なんて思っていたんですけど、ちゃっかり試写会に応募して、それが当たって、見に行ってきちゃったんですからね。そういえば、ホンモノの“鳥人間コンテスト”も昨晩、日テレで放送してましたよね…。

滑り止めで受けた大学で妥協した鳥山ゆきな…入学早々、“こんなはずじゃなかった”とこれから先4年間の事を考えて落ち込んでいた。そんな時、知り合ったばかりの島村和美と人力飛行サークル“Team birdman Trial”を見学。そこで、爽やか系イケメン先輩・高橋圭から、“いい身体をしている”と誉められ、パイロットにスカウトされる。圭に一目ぼれしたゆきなは、二つ返事で入会。パイロット班のテストにも合格し、正式にパイロットになったのだが…目前の大会に出場するのは圭ともう一人の先輩、坂場大志であることがわかり、やる気をなくしてしまう!

内容、ストーリー云々の前に…やっぱりオイラ、この監督さんの演出にノレないわ(昔見た「高校デビュー」や「ハンサムスーツ」が本当にうざかった)。わざと土屋太鳳がカメラ目線気味で演技をしたりとか…そういうチープでこざかしいことを大量にやるんですよね。大げさな音楽やSEをドカンドカン鳴らして、映像に注目させようとしたり…そういうTVのバラエティ的なノリで映画を作るなっていうんだよ。この監督さんの映画って、見る度に毎回こんなんだけど、本当に進歩ないな。ベタなギャグも多いんだけど、実際に笑ってたのは子供と下品なオバサンくらいだった。

まぁ、作品の題材が「びっくり日本新記録」という昭和のバラエティ番組から派生した“鳥人間コンテスト”なんで…わざとバラエティっぽい演出にしてるんだよと言われてしまえばそれまでだが、映画としては、お子様向けレベルでどうしようもない作品だった。そのくせ…意味もなくヒロインが眼鏡をやたらと拒絶・敵視するネタとか、もう少し眼鏡派の人間のこと考えろよ。試写会は夏休みだったこともあり、小学生くらいの子供も多く来場していたのだが…この映画を見た何人かは、絶対に“クラスの眼鏡っ子”を馬鹿にすると思うぞ。そういうところがホント、低レベル。

原作があるそうなので、もしかしたら原作通りの設定、内容なのかもしれないけど…サークルにキモイOBのオッサンが出入りしてて、やたら神出鬼没なんていうのは「究極超人あ~る」の鳥坂先輩の影響ではないかと推測。このOBキャラではないのだが、劇中の別キャラクターがやたらと中指を立て、相手を挑発しまくるのだが…だから、それは鳥坂先輩だから許されるんだって。こんな映画、外人さん(ベンジャミンとか)に見せたら、オーマイガットで、リメンバーパールハーバーになっちまうぜよ(笑)このあたりは、「あ~る」のネタがわかる方だけ笑ってください。

そういえば…普段は人力飛行機を飛ばせないので、パイロットはロードバイク(ロードレーサー)でトレーニングするのだが、ロードバイクも「あ~る」の轟天号を思い出してしまうのであった。そして、実際の人力飛行機は2人1組で操縦するということで、普段から仲違いしているヒロインと“クローズかぶれで、涼宮ハルヒ好きの先輩”が…コンビネーションを高めるために、リズムゲームで練習するというエピソードは、まんま「新世紀エヴァンゲリオン」のシンジとアスカのユニゾンでして…かなりアニメや漫画を意識した内容、つーかパクリが多いなと思うのでした。

もう一つ、アニヲタに媚びたネタとして…途中でアニメ好きが露見してしまった“クローズかぶれ、涼宮ハルヒ好き”の先輩が…劇中で聴いている曲が、某ヒットアニメのエンディングで使われた曲だという。もともとはJ-POPとしてヒットした名曲なんだけど、今回の劇中で使われているのも、ちゃんとそのアニメでカバーした、声優さんたちが歌っているバージョンだという。何のアニメかは伏せておきますが…みんなが号泣したあのアニメです!かつての土屋太鳳の共演者(ある意味でヤバイ奴)がその実写版に出てたなぁ(笑)これ、けっこう大きなヒントですよ。

全体的にガチャガチャと騒がしく…それでいて大して面白くもないギャグで引っ張り、“鳥人間”を見に行ったのに、チャリンコに乗ってるシーンばかりであった。肝心なコンテストも…実際のコンテスト風景などを織り交ぜつつ、結局は主人公チームの滑空しか描いていないので…ようやく本番が始まった割には、今一つ盛り上がりに欠ける。もし、Amazon形式であえて点数をつけるとしたら、スポーティーで、健康的な土屋太鳳の“尻(ヒップ)”に免じてオイラだったら★2つが限度かな?ジャンルは異なるが、これだったら“キミスイ”の方がまだ映画としてマシ。
監督:英勉
出演:土屋太鳳 間宮祥太朗 高杉真宙 池田エライザ 矢本悠馬 前原滉 佐生雪 羽鳥慎一 轟二郎
【原作小説はこちら】

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