破壊力バカ日誌11
この夏は遠方からのお客を
立て続けにお招きしている我が家です。
いや楽しい楽しい。
お客様がいらっしゃる前の準備や
お帰りになった後の片付けは
それなりに大変ではあるんですけど
そういう労力を計算式に組み入れても
圧倒的に『楽しい』がプラス。
ラジオ・テレビなどの情報機器や
飛行機や電車などの移動手段が
一般的なものとなる前は
『遠方よりのお客』が何よりの
社会的娯楽であった、ということの意味を
肌身で理解する２０１７年夏の僻地生活者。
そうしたお客のうちの１組が
わが弟家族でございました。
久々に会う甥っ子との交流を
楽しみにしていたら
「お義姉さん！
うちの子はすごいんです！
本当にすごいんです！
（主に破壊力的な意味で）」
という事前警告を義妹からもらい
つい恐怖に震えた私は
居間から観葉植物の入った鉢や
飾りグラスなどの割れ物をすべて撤去、
ついでに大人用にプラスチック製の
ピクニック用グラスまで購入し
来たるべき死闘に備えていたのですが
何よ、もう、すごく躾の行き届いた
いい子たちでやんの、お義姉さん肩透かし。
一番上が７歳のだんご三兄弟は
我が家の壁をへこますことも
窓ガラスを突き破ることもなく帰国。
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756円
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むしろ接待役である
私と夫（英国人）のほうが
小学校低学年児童に
斧で薪割りをさせて
手に打撲傷を負わせたり
幼稚園児を『高い高い』し過ぎて
明らかな精神的外傷を与えたり
給湯機のスイッチを入れ忘れて
お子様方に水風呂を勧めたり
・・・弟夫婦、もう２度と我が家には
遊びに来てくれないかなあ・・・
久々の『自宅飲み』で
ちょっと度を外した私は
翌日に甥っ子と屋外で
スコティッシュ・カントリー・ダンスにおける
『回転』を実践したんですけど
子供ってアレね、大人を
信用し過ぎるのが危ないわね、
お互いの体重を『重し』にして
バランスを取るべきところ
ぐるぐる回る風景に
小学校低学年児童ったら
興奮しちゃったのか
いきなり宙に飛び上がりやがって
そうなるとそれはもう回転翼飛行機の
片翼が突然千切れ飛んだようなもので
当然の如く我々はバランスを失い。
前日に飲み過ぎていなければ
そこからなんとか回復を
図れたのかも知れませんが
その日の私の三半規管は
少々弱っておりまして
児童と中年、見事に転倒。
でも最後の瞬間に本能で子供をかばって
自らの左半身を緩衝材にした私は
伯母として最低クラスではないと信じたい。
なおこの夏学んだ
一つの真理：地球は硬い。
皆様も久々に会う子どもとの
本気の遊戯にはお気を付けください。
擦り傷とか久しぶりで
お風呂でお湯がしみるのもまた一興
しかし子供ってよく転びますけど
人間いくつくらいから『転倒』が
日常でない人生になるんでしょうね
なお『お客様強化月間』は
現在もまだ続いております
今週はイングランドから
夫の恩師が北上のご予定
困っちゃうわ―
楽しくて困っちゃうわ―
でもそろそろ体力的な限界が
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破壊力 システムが止まると、パパも泊まる。
こんばんはー
驚いた顔 2 (吉田裕一)