ハムスター 人とともに～With Human～
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お付き合いしていることを
オープンにお伝えしていないときは
SNSで、
「どっちのもの」
という取り決めがありました。
ご飯の撮影アップ権はわたしがゲットし
そして、ハムスターの
こっとんの撮影アップ権は、彼にあげました笑。
こっとんがやって来た、
10/18の誕生花は「綿」。
そこから名前が「こっとん」になりました。
ハムスターを飼おう！
ということになり
彼とふたりでハムスターの種類豊富な
新宿のペットショップ
さんへ！
最初はキンクマ系のゴールデンを
考えていたのですが
ジャンガリアンもロボロフスキーもいて
迷いに迷っているなか
「プディングハムスター」
という、ジャンガリアンの
亜種を紹介してもらいました。
わたしも彼も感じたのが
「え…丸いww」
ほかのジャンガリアンより
一回り大きいプディングハムスター。
同じくらいに生まれたのに
食べ過ぎで太ってしまったとのこと
ほかのハムスターをたくさんみたあとも
どうしてもあの丸さが忘れられず
プディングハムスターに決めました。
彼が購入契約書を書いている間
別のカゴに移されたハムスターを
見ていたのですが
わたしはあることに気付いてしまいました。
耳が片方欠けている。
噛まれてしまったのでしょうか。
契約書のチェック項目には
目やにがないか、お尻は汚れてないか
などと同時に
耳の欠けがないか、というのがある。
つまり、言ってしまえば
ペットとしては不良品ということ。
これって、病気になりやすいのかな
すぐに死んでしまうのかな…
「耳が欠けてます」
とお伝えしたらきっと、交換してもらえる。
けれどお店の人にそれが判明したこの子は
どうなっちゃうんだろう。
値引きされるの？それとも…？？？
なんて考えていたら
どうしたらいいかわからなくなって
彼にそっと伝えた。
「この子…耳が欠けてるね…」
「ほんとだ」
そして、こう続けた。
「やったね！！
どこにいても
見分けがつくね！！」
「…？」
「僕うちの子がとっても気に入りました。」
それは、皮肉とかではなく
無理に受け入れようとしてるのでもなく
即答で出てきた喜びの言葉でした。
彼にとって、耳の欠けは
ネガティヴな要素ではなかったし
ましてや交換なんて思いもしないほど
もうこの子はうちの子になっていたんです。
お付き合い数ヶ月目
そのとき彼が
わたしの離婚こと、つじさんのことを
そのまま受け容れてくれることが
すんなりと落ちた気がしましたし
当時まだなんとなく戸惑い及び腰でしたが
この人と結婚すべきだ、と感じました。
お店の人に聞いたら
まったく命に関係ないということで
あれから10ヶ月近くこっとんは今日も元気です。
「道なき未知を遊ぶ。」
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