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ハムスターの通販限定品に注目、いろとりどりの商品が沢山入荷してます。

ハムスター

ハムスターのすべてがここにある。楽天市場は宝の山

こんばんは
有美です
  昨日   8月17日
1年のうちで 
とても特別な日でした
8/17は娘の誕生日。
10歳になりました
娘の誕生日が近づいてくると、いままでのことが走馬灯のように駆け巡り、いまでも涙が溢れてくる。
いのちの大切さ。
当たり前など存在しないこと。
まわりの人々への感謝。
信じる力。
などなど、母であるわたしに、たくさんのことを教えてくれた娘です
ヨガとの出会いも、娘がいてくれたからです
以前、ちょっとだけブログでふれたことがあるけど…
今日は、娘が生まれてからのことを書いてみようと思います。
ちょっと長めですよ
生まれて1ヶ月経たずに先天性の心疾患が発覚した娘。
医師からは、
「5キロになったら、手術をしましょう。」
たくさん病状の説明をされたけど、頭の中が真っ白になり、この言葉だけしか残っていません。
もともと大学病院での定期健診、出産だったので、健診の度に赤ちゃんの状態をくまなく診ていて、いつも問題なしでした。
なのに、、、
何かの間違いでしょ?
なんで?
なんでわたしの子が?
心臓は、大事な大事な役目をはたすところ。
そんなことは言われなくてもわかっていても、どうしても娘の体に大きな傷を残したくない
その一心で大学病院をまわり、医師から同じ回答のたびに紹介状をもらい、五つめの病院でやっと
「お母さんの気持ち、わかりますよ」
「続けられるところまで投薬治療しましょう」
「でも、、自然治癒はまずないと思うので、その時は覚悟をきめてださい。」
そう告げられ、月2回、片道2時間弱の通院生活が始まりました。
当時、まだ2歳の息子のお世話もしながら、
泣かしてはダメ
ケガをさせてはダメ
風邪をひかせてはダメ
いろんなダメがわたしを苦しめていくとともに、元気に生んであげられなかったことへの罪悪感で、押し潰されそうな気持ちを必死に堪え、毎日を過ごしていました。。。
まわりにいる元気な赤ちゃん
当たり前に明日も笑顔で過ごすであろう親子
を見るたび、羨ましかった妬ましさもたくさんあった。
あるとき、お友達が飼っていたハムスターに指を噛まれ、消毒をするのに絆創膏をはずすと、1週間たっても傷口から血が出てくる。
こんな小さな傷でさえ、血液をサラサラにする薬を飲んでいたことで止血出来ない。
親の不注意で大きなケガをさせてしまったとき、通院先の病院まで運ぶことが出来ず、別の病院で処置をしてもらったことがある。
その時は、安易に麻酔はできない。との理由で、
医師と看護師さんに押さえつけられ、ものすごい声で泣きながら怪我したところを縫われている娘。
心臓に負担がかからないように、体重もコントロールしていたので、他の子と比べると小柄な娘。
当時、病気を他人に話すことしなかったので、
「 小柄ですね。」
相手がまったく悪気なく言う些細な言葉でさえ、胸が張り裂けそうな思いでした。
いろんな我慢を息子と娘にさせながら、わたしの気持ちで手術へ踏み切らず、本当にこれで良いのか?
こんなことも、毎日考えていました。
でもね、
続けらるところまで…
もしも無理ならば…
そう言って真剣に娘と向き合ってくれた先生、
そして何より、必ずこの子は?奇跡?を起こす
そう信じていたの。
そして
娘が5歳のとき、?奇跡?が起きたんです
先生も驚き、たくさんの医師や医学生が娘のまわりを囲み、大きな拍手とともに
「◯◯ちゃん、お母さん、ここまで諦めずによくきましたね!     奇跡は起きましたよ」
涙が溢れて止まらず、言葉では言い表せない感情。
わたしは一生このときの気持ちを忘れることはないと思います。
本当にここまでくる道のり、長いようであっという間。あっという間なようで長い10年でした。
たくさんの人に支えられ、励まされ、いま、わたしたちはここにいます。
わたしはよく、ブログに子供たちとのことを書いているので、ずっと読み続けてくれている方はご存知だと思いますが、
わたしの子育て持論は、こんな風に出来上がってきたんです
子供のこと、なんでも手を貸しやってあげることは簡単だし、その方が楽チンな時もある。
でもね、、
わたしは、子供がやりたいと思うことは全部やらせてあげたい。
そして、、
自分で生きる力を身に付けてほしい。
だからこそ、必要以上に手は貸さない。
それは、他人からみたら放任のように感じるかもしれないけど、、
人間明日のことは誰もわからないよね
わたしが明日、元気に暮らしているのかすらわからない。
だからこそ、自分で生きる力を身に付けてほしいんです
親が出来ること、、
それは、そっと見守る、本当に必要な時に手を貸す。
わたしはそう思っています
そして、わたしはよく、口癖のように、
  すべての経験は価値となる
と、お話をします。
生きていたら、辛いこと、苦しいこと、たくさんのことが起きる。
でも、そこを乗り越える度に
人は強くなる   のだと思う。
ダメ     ダメ      ダメ    
いろんなダメに縛り付けていた自分を振り返り、いまわたしが思うこと。。
それは、、、
ダメに縛り付けられるのは、本当に苦しい。
ダメなことが増えていくと、いつしか、、
ダメな自分
と、なっていってしまう。。。
もしもいま、自分はダメな人間    こんなことも出来ない自分。
と、悩み苦しむひとがいるのならば、それは違うよ
あなたにしか出来ないことが、たくさんあるはず
価値のないひとは、この世に存在しないんだから
今日はまだまだ書きたいことあるけど
この辺でおしまいにします
では、明日も大切に
     

ハムスター つくるって、ワクワク

都市伝説というやつは誰かが面白がって作った与太話だ。

それが尾ひれをつけて優雅に泳ぎだす。

 

「ケイゾウ、ちょっとちょっと、その話は誰に聞いたんだよ」

僕はそういう類の話は一切信じない。

「俺の友達の友達」

「あほくさ、その友達の友達はなんてやつなんだ」

「えっとサキちゃんの友達の~・・・しのぶちゃんだったかな?」

「じゃあしのぶちゃんに聞いてみるわ」

「ゆうたは・・・面白みの無いやつだな」

6時間目の物理を半分寝て過ごす。

 

軽音楽部に顔を出すが誰も楽器など弾かない。

みつからないようにタバコを吸って、下級生がスナック菓子とコーラの使いっ走りをさせられるだけのくだらない集まり。

それでも僕が行くのは不良っぽいけど美形の真美がいるから。

 

「B組のしのぶちゃんて真美の知り合いだよな」

「んー、まああんまり仲良くないけどね~、それがなに?」

「しのぶちゃんはあのチワワ男に会ったんだって?」

「な・・・なにそれ?!チワワ?ぶはは、ばっかじゃないの?チワワ男?ぎゃはははは。腹いて~チワ・・・ぎゃはははは、ゆうた・・・あんたいかれてるわ」

抱腹絶倒の見本みたいな笑いっぷりだな。

 

やっぱりな。

そんなことだろうと思った。

誰もチワワ男なんて知らないし。

ケイゾウのガセはいつものことだけどな。

 

部室でダラダラ過ごす。

日が暮れた。

同じ方向に帰る真美。

 

突如、黒いマントを着たシルクハットの男が現れた。

僕と真美はびっくりして後ずさりした。

変態だと思ったのだ。いや、そうに違いない。

 

「ゆうた!」真美がしがみついてきた。

ちょっとうれしい。

 

きっとあのマントの下は・・・。

 

「おれさまってかわいいか?」

マントの男が聞いてきた。

「か、かわいいかどうか・・・」

「おれさまってかわいいか?」

バッとマントを脱ぎ捨てた男はチワワになっていた。

 

「出た、怪人チワワ男だ!」

 

 

めちゃくちゃ小さくなったチワワ男は小さな舌を出してせわしなく息をしている。

つぶらな瞳がこちらを見つめる。

 

「か、・・・・カワイイ!!!」

 

「キャー、カワイイ!!!抱っこさせてー!!!」

 

するとどこからともなく現れた街の住人も一斉にチワワ男めがけて走り寄って来るではないか。

まあ、気持ちは分かる。

だってカワイイんだもの!!

 

「うわーーー、やめてくれ、そのカワイイ瞳で見ないでくれ!」

「うううう、キュン死するぅ~!」

「可愛すぎる!苦しいーーーーー!」

 

人々はチワワ男に熱狂した。

 

翌朝の新聞の一面はモザイクが掛かったチワワ男の写真だった。

『可愛すぎるため精神がおかしくなる可能性があります。予防のためモザイクをかけています』

写真の下にそう説明文が載っていた。

 

チワワ男は人々を熱狂させるが神出鬼没なためマスコミはその正体を探るのが困難だった。

 

チワワ男の正体は?その目的は?なんでそんなにカワイイのか?

 

僕と真美はインタビュー疲れしていた。

「最初チワワ男を見たときにはどう思いましたか?」

毎回答えありきの質問をされることに疲れた。

 

天下無敵のチワワ男が都心の歩行者天国に現れたときには日本中がパニックとなった。

その可愛さをひとめ見ようと日本中のチワワ男ファンが押し寄せたのだ。

ホテルは予約でいっぱいになり、飛行機や新幹線の乗車率は100%となった。

車は大渋滞を起こし、露店が立ち並び、機動隊が出動し、マスコミが押しかけ、チワワ男グッズは飛ぶように売れた。

 

「おれさまってカワイイか?」

特設ステージに登ったチワワ男がマイク片手に叫んだ。

「カワイイーーーーー!!!」

失神して倒れる女性が続出した。

 

「おれさまって、カワイイか~~?」

 

「かわいくねえよ」

 

「誰だ、いまおれさまを可愛くないと言った女は!」

 

「あたしだよ」

そこにいたのはマントの女。

 

「あたしって可愛い?」

 

マントを脱ぐと「三毛猫女」が現れた。

愛くるしい瞳にピンと張った耳。

もふもふの両手。

猫なで声。

 

 

「ああああ・・・・か、可愛すぎる・・・・」

 

 

5万人の大観衆はおろかチワワ男までもがキュン死したのは言うまでも無い。

 

 

 

ふん!

 

都市伝説というやつは誰かが面白がって作った与太話だ!

 

僕は一切信じません!

 

でも次は・・・僕の番です。

(ゆうた こと ハムスター小僧)

 

 

 

 

 

 

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