これは凄い!触媒を便利にする8つのツール
量子場師&心屋カウンセラーのむかえです
(心屋マスター29期 卒業)
☆前者・後者って?
人間は実は、2つの人種に分かれているーー
それぞれはお互いに基本的な生態、世界観、機能が全く異なるが
それを知らない、気づいていないことが様々な場面で誤解やすれ違いを生んでいる。
これは「人間のOS」の発見と理解であり、世界を変えるかもしれない話である・・・。
元祖;by 心屋仁之助さん
『』
私の記事:【保存版】
⇒、2.、3.
(→『』)
==============
意外に引っかかってる前者さんが多いという
後者の「聞いてみただけ」の話、その3です。
その1. 『』
後者は前者のようなビリヤードみたいな
「あーなってこうなる」の玉つきの世界に生きてるのではなくて
化学反応(質の変化)の世界に生きている。
なので、何も起こらなかった場合特に後は続かない。
(「へー・・・」)
その2. 』
そもそも、後者の行動には
本人もいちいち認知も意図もしてられないくらい
多重的な状態や期待や意味があったりなかったりして、
その「どれ」になるかは後から決まっていることも多い。
ここまではいいでしょうか。
異次元過ぎる・・・・・。
さて、そんな後者さんの
結果的に「聞いてみただけ」になるパターンに
どんなのがあるかというと・・・・・
微妙なグラデーションなんですが、おおまかに
① とにかく話しかけてみた
② とりあえず言ってみた(半独り言)
③ とりあえずぶつけてみた
④ とにかく聞いてみたい(純粋な情報収集)
の4パターンがあるでしょうか。
行動そのものは本当に
「疑問が浮かんだ」⇒「口にしてみた」ってだけの
(まさに「聞いてみただけ」)
シンプルな話なんですけどね。
①「とにかく話しかけてみた」のケースはどういうことかというと
コミュニケーションしたい、てことです。
・・・・相手と交流したいけど、話題が思いつかない
でも思いついた質問があれば
とにかく「相手に話しかけられる」ので
ボールを投げてみる。≡
相手が上手く広げてくれる人だと会話を展開してくれるし、
返答がこちらの興味に引っかかれば、さらに質問で発展する。
言ってみれば
「今日はいい天気ですなー」の亜種です
別に質問自体が重要なんじゃなくて、
それをきっかけに会話が発展するかどうか、
感情や興味の交流のとっかかりになるかどうか、
が重要なのです。
これに「なんで聞いた?」と思う方が野暮というものです。
ただ、かんばしいレスポンスがないか、
返ってきても、更に質問や興味が湧くような内容じゃないと
化学反応起こらずで、「へー」で終わってしまいます。
(社交力のある人だと繋げられるかもですが、
後者は素だと、「自分の内側」から起きてくる話しかできないので、興味のない会話を続けられない)
==========
確かにそんな感じ~。
何話したらいいかわかんないもんね。
そうなの?
==========
あ、ただ、これは①~④どれにも共通しますが
側にいることがベースの近しい相手だと
”この会話を1ターン行った”こと自体が、
「1交流カウント」扱いになってたりもします。
とりあえず「1回会話した(できた)」みたいな。
特に意図的な質問て、後者的には
積極的なコミュニケーション努力ですからね。
※後者は交流したりつながってるのがベースじゃないので
⇒)
会話上手な人や
自分の気分や興味関心を自分のペースで
体当たりで会話ができる人はいいんですが、
会話が苦手なひとほどこの傾向があるかもです。
=========
黙ってるのもなんだし・・・それでもいいけど
放っておいたら沈黙続いちゃって終わるから、て感じですよね。
< p>
長年連れ添った夫婦が、5分くらい話して
「今日はよくしゃべったな」みたいな感じともいえますかね。
==========
② とりあえず言ってみた
③とりあえずぶつけてみた
についてですが、
後者の脳内を思い出して頂きますと
⇒
前者のカテゴリー整理的な脳内と違い、
後者の4次元的ポケット的な頭の中では
知らずのうちに、
色んな考えや発想が浮かんでは消え浮かんでは消え
してるわけですよ。
だから、
浮かんだ時にぱっと掴まないと
どっかいっちゃうんです。
その”掴む”ための一つの方法が「口にする」です。
だから興味を引いたことを、
ぱっと口にしてみる。
意味するところはつまり、意識化です。
(だから半独り言)
そして掴んではいるけど、
形になりそうでならないくらいの時とかに有効なのが
「それを人にぶつけてみる」です。
言ってみれば「壁打ち」みたいなものでしょうか。
ほんの軽いのから強いのまでありますが
まだ中途半端な何かを、
とりあえずいったん別の対象にぶつてけてみることで
手応えを感じてみたり、
返ってきた反応を確認したりして吟味し直す。
自分の中にある時とは別の視点でとらえ直す。
それにどういう効果があるかというと客観化です。
あと、強度実験のケースもあるでしょうか。
モニタリング効果もその場合ありますね。
これは反応が返って来なくても別に構わない一方、
①のコミュニケーション展開も同時に期待できる
一石二鳥手段です。
============
・・・・・これ、③て見ようによっては
けっこう失礼な話ですよね?
そうだね( ̄▽ ̄)
後者同士でもイラッとする時ありますもんねえ。
単にリアクション不満てわけじゃなく。
後者同士だとわかるからね
「お前、今私を勝手に壁に使っただろう(゚Д゚#)」って。
まー、でもそれがこっちの化学反応になる場合もあるから
いいんだけどね、別にそれでも。
教える立場とかなら、
壁になってあげるのも度量ってもんですが。
============
あとは、④とにかく聞いてみたい(純粋な情報収集)ですがこれは例えば、
自分の中に化学反応が起きかかっていて
触媒を求めて聞いてるケース。
二酸化マンガンにかける
過酸化水素水を求めてるというか。
(小学校か中学校でみんな実験したよね?)
閃きに追随する興奮状態で聞いてる場合もあれば、
うーんむーんの状態で聞いてる場合もあるかな。
それと、狙ってる効果は同じだけど、
それよりもう少し手前の
要素の情報収集っていう側面もあります。
自分の興味関心を引いたことは、
4次元ポケットの中にとりあえず情報を入れてプールしておく。
それが中で思わぬ関連性やイメージになって
忘れた頃に別の形で出てきたり、
後から放り込んだものに反応して
一気につながることも実は多いんだよね。
自他共にその場で「へー」で終わってるように見えても
実は終わって無かったりする。
で、因果関係を超えてあとからポンと出てきたりする。
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これは探偵の情報収集のイメージでもいいんじゃないかな?
何か引っかかったから「とりあえず質問する」
てシーンあるでしょう。
で、あとからつながってくる。あんな感じ。
「あ!」て感じで降ってくるんですよねー。
==============
あとは「情報収集」という意味では、
後者はやっぱり主観が強いから、
他の視点での見落としがないかとか
他にいい方法や考えがないかの確認がしたいので、
その意味でも 「聞いてみる」 はするよね。
で、その点検の上で、
聞いたことを全然採用しない場合もけっこうあるけど、
それは無視してるわけじゃないのよ?
表面上失礼な感じになっちゃうけど、
大事なプロセスを踏ませてもらってる。
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・・・・以上、まとめるとこんな感じでしょうか。
」のパターン色々
①とにかく話しかけてみた(意図的に聞いてる)
⇒コミュニケーションしたい
③とりあえず言ってみた(半独り言)
⇒ 浮かんだ考えの意識化
②とりあえずぶつけてみた
⇒自分の疑問や考えの客観化
⇒(思考や発想の)強度実験、反応のモニタリング
④純粋な情報収集
⇒起こりかけてる化学反応の触媒探し
⇒興味を引いた情報の脳内プール(後でつながることも)
⇒別視点、抜けの確認
ちなみに後者の質問への対応がめんどくさかったら
「あー、そうだねー、なんでなんだろうねー」
とオウム返しに返しておけば
ほぼそのまま流れるか、
後は勝手に一人で考えます。
(④は別かな)
答えに興味はあって知りたくて聞いてる気持ちもありますが
答えを聞くのが目的ってわけでもないですしね。
大事なのは”反応”で、返ってくるのはある意味なんでもいいけど、
それきっかけに自分や相手や状況に何か起こらないかと思ってるんですよ。
で、何も起こらないのも当たり前に受け入れてるんですよ。
そして大事なのは
その全てが微妙に同時的にあったりするってことだよね。
どれか一つに必ずしも明確に絞られてるわけじゃない。
どれかが強かったり、どれか、てこともあるけど。
そうっすねー!
だから後者の個別の「意図」なんて
読んだってしょうがないんだよねえ^^;
言ってることはわかりますが・・・ゲシュタルト崩壊が・・・。
以上です!
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民主主義は何故触媒問題を引き起こすか
薬物は、ターゲットとなるタンパク質と結合することで、薬効を発現する。
結合様式としては、共有結合型、もしくは、非共有結合型をとる。
抗がん剤などの一部の例外を除き、通常の薬物では、後者の結合様式を用いる。
これは、安全面などを考えれば、当たり前のデザインだと言える。
薬が体内のタンパク質と強固に結合し、外れなくなってしまった。
こうなったら、具合が悪いからである。
薬物とタンパク質が結合する "タンパク表面の結合サイト" を考える上で、
タンパク質における側鎖の情報は、非常に重要である。
薬物とタンパク質の間に働く分子間力というのは、
側鎖の構造や電子的性質に多大な影響を受けるためである。
■ アミノ酸について
アミノ酸とは、アミノ基とカルボキシル基を持つ有機化合物の総称である。
天然に存在するアミノ酸は、全部で20種類ある。
また、グリシン以外のアミノ酸は、中心に不斉炭素を持つ。
アミノ酸の立体化学を表記する上で、D/L表記法、R/S表記法などが用いられる。
天然に存在するタンパク質は基本的に、L型のアミノ酸のみを構成成分に用いる。
一方、R/S表記法で書いた場合、
システインとグリシンを除く18個のアミノ酸は、S体として記述できる。
システインに関しては、順位則の関係上、R体として記述されることになる。
アミノ酸に関する表記では、D/L表記法が多用されている。
しかし有機合成化学者は、R/S表記法の方を常用するのではないかと思う。
本エントリーでは、R/S表記法に従って、タンパク質の側鎖を記述した。
タンパク質の種類は膨大であり、その機能や構造も多種多様である。
一方、その構成単位となるアミノ酸は、たかだか20種類しかない。
比較的少数の構成単位を柔軟に組み合わせて、
莫大な多様性と複雑な機能を創出する。
この傾向は、自然界に一般的に見られる特徴である。
■ 側鎖の重要性
アミノ酸は、ペプチド結合によって連結することで、タンパク質を構成する。
形成したタンパク質は、特徴的な三次元立体構造を構築する。
この際、薬物の結合サイトに注目すると、
各アミノ酸の側鎖が、三次元空間に対して「特徴的に配置している」のが分かる。
結合サイトを "鍵穴" に例えるなら、薬物はさしずめ "鍵" に相当する。
創薬化学者は、目的とするタンパク質に対して、特異的に結合する化合物を探索する。
つまり、ターゲットタンパク質と化合物の相互作用を、増大させなければならない。
側鎖と化合物の分子間力について、考察する必要性に迫られるわけである。
親和性を考える上で、側鎖の性質を理解することは重要である。
以下では、タンパク質の側鎖を分類し、その定性的な性質についてまとめた。
■ タンパク質の側鎖と分類
1. 非極性脂肪族型側鎖
アルキル基を側鎖に持つアミノ酸である。
グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリンがある。
非極性相互作用によって、薬物との分子間力に寄与すると考えられる。
また、これらの側鎖は、タンパク質の構造制御に関する機能も有する。
例えば、グリシンは、タンパク質における「立体反発緩和」の機能を有する。
また、プロリンは「主鎖構造の制御」という機能を持っている。
グリシンは、20種類のアミノ酸の中で唯一、不斉炭素を持たない。
2. 極性非電荷型側鎖
極性官能基を側鎖に持つアミノ酸である。
セリン、トレオニン、システイン、メチオニン、アスパラギン、グルタミンがある。
水素結合供与基、水素結合受容基を持つため、側鎖は親水的な性質を持ち、
水素結合や静電的な相互作用を通じて、薬物との分子間力に寄与すると考えられる。
求核性に優れるセリン、トレオニン、システイン等は、
酵素の活性基として、触媒活性にも寄与している。
またシステインは、中性・塩基性条件下において、重金属イオンにより容易に酸化される。
その結果、ジスルフィド結合が形成、シスチンが生成する。
これは、タンパク質の高次構造を決める上で重要である。
※絶対配置に関する補足
システインの絶対配置が逆になるのは、
チオール(メルカプト)基の優先順位のためである。
通常のアミノ酸では、優先順位は、
アミノ基 ⇒ カルボキシル基 ⇒ 側鎖
となり、S体となる。
一方、システインにおける優先順位では、
アミノ基 ⇒ チオール基(側鎖) ⇒ カルボキシル基
となり、R体となってしまう。
この「収まりの悪さ」が、D/L表記を用いる理由なのかもしれない。
ただ、D/L表記の方も一般性に乏しい。
こういう状況であるので、表記法の選択は、個人の裁量だと思われる。
3. 芳香族型側鎖
芳香環を側鎖に持つアミノ酸である。
フェニルアラニン、チロシン、トリプトファンがある。
芳香環を持つため、π-πスタッキング、CH-π相互作用、
非極性相互作用を通じて、薬物との分子間力に寄与すると考えられる。
また、チロシンはフェノール類であるため、弱い酸性を示す。
したがって、水素結合やイオン結合の発現が期待される。
トリプトファンに関しては、NH を介した水素結合が期待される。
4. カチオン型側鎖
塩基性官能基を側鎖に持つアミノ酸である。
リシン、アルギニン、ヒスチジンがある。
これらの側鎖は生体中の pH で容易にプロトン化され、正電荷を帯びている。
したがって、薬物側にアニオン発現部位(酸性官能基)があれば、
水素結合だけでなく、イオン結合の発現も期待できることになる。
電荷同士の相互作用では、クーロン力の寄与が大きく、
方向依存性の小さい長距離力を想定することが可能である。
ターゲットの結合サイトに、リシン、アルギニン、ヒスチジン等が確認される場合、
イオン結合による相互作用を想定して、SAR展開の優先順位を調整するアプローチもある。
場合によっては、ターゲットとの斬新な結合様式を見出せる場合がある。
5. アニオン型側鎖
酸性官能基を側鎖に持つアミノ酸である。
アスパラギン酸、グルタミン酸がある。
これらの側鎖は生体の pH で容易に脱プロトン化され、負電荷を帯びている。
したがって、薬物側にカチオン発現部位(塩基性官能基)があれば、
水素結合だけでなく、イオン結合の発現も期待できることになる。
考え方は、カチオン型側鎖の場合と同様である。
■ 最後に
タンパク質の側鎖は、その分類に応じて、主力となる分子間力が異なる。
もっとも、ターゲットと薬物の共結晶構造が明らかでなかったり、
理論計算通りのアッセイ結果が得られなかったりなど、
構造活性相関研究も一筋縄ではない。
しかしながら、近傍にある(と、想定される)側鎖の性質や三次元構造を考えて、
ドラックデザインの指針とすることは、実践的なアイデアの源泉にもなりうる。
非極性脂肪族型、極性非電荷型、芳香族型、カチオン型、アニオン型。
この5種類の側鎖を適切に見極めて、
最適な相互作用、化合物デザインをすることが重要である。
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