社会人なら押さえておきたい物忘れ
助「どうなんですか」
ハ「とてもいいね。momo真似からご自身のスタイルへ。守破離だ。」
助「ずいぶん速いですね?」
ハ「才能とはそういうものだろう。」
助「しかし、ハカセ、ぼくはね、あれ愛とかいわずに書けばもっといいと思うんです。もっと色っぽいシチュエーションを全面に押し出せば、もっと名作に…」
ハ「きみってほんとにアフォなんだね。君は彼女の編集者か?あるいは評論家か?
いいかね?アフォにもわかるようにいってあげよう。君が言ってることを突き詰めると、君が読みたいものを書けと彼女に強要していることになるのだよ。いつから君は彼女より偉くなったのだね?きみは誰かに似てやしないか」
助「はっ!確かにぼくは、彼女がみんなから誉められるのを複雑な気持ちで見ていました。うらめしかったのかな。それでなんか、ちょっと言いたくなって…、あ、こ、こ、これは、上からではなく、どっちかというと、羨望なんですが…」
ハ「あたかも豚が食欲に支配されるように、人間が支配されてしまうのが嫉妬だ。」
助「し、嫉妬?し、しかし、ぼくは、もっと色っぽく書けばもっと良くなるといったまでで…」
ハ「批判の内容なんて何でもいいはずだ。不倫を書くなんて公序良俗に反する!家族にばれたらどうする?バラされるまえにやめろ!セックスを書くなんて、はしたない!不倫脳は反省しない!あるいは君のように、愛より官能!だとか、もっと赤裸々に!だとか、退屈!だとか、いくらでもどのようにでも批判はできる。重要なのは、彼女より上の立場にあることなのだ。彼らは首尾一貫した主張ができないのだろう?」
助「物忘れ…
ハ「本当に言いたいことを隠しているからだ。おまえより俺がほめられるべきだ!と。批判という体裁をとれば嫉妬する相手より上に立てるという安易なやり方で嫉妬心を慰めている。君が、彼らがバレないように必死に隠したつもりの嫉妬は、丸見えなんだ。」
助「そ、そ、そんなに醜いですか?」
ハ「嫉妬はだれでもする。にんげんだもの。しかし、人間が豚と違うのは、嫉妬する自分をどうにかおさえつけながら、ごまかしながら、できるだけ美しく生きようともがいていることだ。われわれは豚ではなく、ライオンになりたいのだ。」
助「もしも、もがくのをやめたら…」
ハ「豚になりさがって、もうもどれない。かつて人間だった豚は人間の言葉が通じない。その不安にわたしたちは恐れおののくのだ。」
韓国で物忘れが流行っているらしいが
最近、更にやばい元格闘家の物忘れ。言われたことは見事に3分後に忘れる。(-_-)
でも、今日も朝から必死です(-_-)
昨日は久しぶりに黒カレーを作りおまかせコースのお食事に!(^^)