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記憶

それはただの記憶さ

※BL妄想小説です閲覧にご注意くださいね               この世界は、 想像以上に騒がしい。    一番古い記憶は何だろう。  たしか……物心ついたばかりの 頃に母が連れて行ってくれた、 イベント会場でのヒーローショー。 …その帰り道。  清涼飲料水の自販機を前にして、 巨大に聳え立つそれが威圧的に 見えた俺は、隣にいる母の手を 咄嗟にぎゅっと握った。  真夏だったらしく、繋いだ手は じっとりと汗ばんできて、幼心 にも決して気持ちのいいものでは なかったけど放したくなくて、 しっかりと握り締めたままだった。    「智、何が飲みたい? オレンジジュース?」  「こーら」    自販機を見つめたままの母に 尋ねられ、舌足らずな声で そう口にした。    「コーラ? 智はまだコーラなんて 飲めないでしょ?」  「おかあさんがゆった。 こーらって。 こーらがのみたいって」    『暑い』  『喉が渇いた』  『コーラが飲みたい』    そう聞こえた母の声から単語を 拾い、なぞっただけだった。  母がこちらを見下ろし、眉根を 寄せ、困ったような反応を見せ てることを不思議に感じた。    「……智、またそんなこと。 変なこと言わないで。 お母さん、いま何にも 言ってなかったでしょ?」  「ゆってたよ? おかあさん、 ずっとおはなししてた」    どこからか、蝉が激しく震わす 羽音がジージーと喧しく鳴いて いた。  頭上から照りつける日差しが強く 眩しくて、逆光の中の母の顔が よく見えない。  ただ、言葉だけが盛んに鳴く蝉の 声にも妨げられることがないほど 降り注いでくる。    『ああ、もうまた…』  『また変なことばかり言って』  『どうして私の子は 普通じゃないの?』    「おかあさん、 ふつうってなに? ぼくってへんなこなの?」    目を凝らして母を見上げ、 問いかける。  すると、母の唇は僅かに震え、 動かなくなったあと、繋いでいた 手を勢いよく振り払われた。    『もう止めて!』  『もう嫌!』  『もううんざり!』    振り払われる瞬間まで聞こえた、 叩きつけるように響く母の声が 容赦なく自分を打つ。  手を放された途端、今度は蝉の 鳴き声だけが耳に響き続けた。      この世界は、 想像以上に騒がしい。  24時間、 365日、 休まることがないほど 言葉が溢れかえってる。         聞こえるはずもない人の 『心の声』が、その人に 触れるだけで聞こえてくる なら、尚更だ―――……。              続く  新しいお部屋で書く予定のお話でした……けど、このお話こそアメ限を書きたいと思い、ここに書いていきます。ちょっと暗い&切ないお話だけど、ちゃんとハピエンです。  ありがたいことに、これまで本当にたくさんの読者さんがアメンバーさんになってくださいました。 一度アメンバーさんになっていただいていても、暫くこちらに来ていただけてる様子が見られない読者さんは時期を見てどんどん整理しておりますm(_ _ )m ※アメンバーさん募集ですが、普段から「いいね!」残してくだっている読者さんのみお受けしていく予定です。(印象に残っていなければすみません…。「いいね!」1、2回くらいでは、とてもお一人お一人覚えられる優秀な脳ではないことをご理解くださいヽ(;´ω`)ノ) 数日間、寝不足になってまで何十人と承認していくよりも、たった数人でいいので日頃から「いいね」を残していただけ、身近に応援していただける読者さんにのみ、アメ限記事を開放したいという考えです。どうかご理解くださいませ。

記憶を見た人見たい人。必見情報特集。

 クリスマスの時期となってしまった。  この季節になると、まず思い浮かべるのがクリスマスプレゼントであろうか。  しかし、自分にとってクリスマスプレゼントには、トラウマに似た記憶があるのだ。  小学校低学年の頃、同級生のBくんが、「今度のクリスマス、パーティするからうちに遊びに来いよ」 と誘ってくれた。  こちらは、何も考えずに、「うん、行く」 と答えた。  Bくんの家はお父さんが会社の社長をしており、何度か遊びに行った事があるが、門構えの立派な白亜の豪邸だった。  そして、当日。  母親に、Bくんからクリスマスパーティのお誘いをうけたので遊びに行って来る、と告げて家を出た。 母親はニコニコしながら見送ってくれた。  Bくんのところに行くと、同級生の男女が20人くらい集まっていて、なにやらいい服を来てすでにワイワイやっていた。  自分は、当時の子どもの普段着だったので、そんな中で少しみすぼらしかったが、まあそれほどボロを着ていたわけではなかったので、そこまで気にはしなかった。  しかし、その後、今度はひとりずつ、Bくんにラッピングをしたクリスマスプレゼントを渡し始めたのである。 (えっ! クリスマスパーティって、こんなプレセントを持って来なければいけなかったのか!)  大きな戸惑いと恥ずかしさが交差しながら、頭の中をグルグルと駆け巡った。  クリスマスパーティに誘われたら、クリスマスプレゼントを持って行く、というような常識は我が家にはなく、母親も普通に手を振って見送っていた。  集まった子の中で、クリスマスプレゼントを持参しなかったのは自分だけ。  なんという事だろう。 まったく穴があったら入りたいという気持ちに襲われた。  みんな楽しそうに笑いながら、レコードプレイヤーでクリスマス音楽を聴きながら、活発に交流している。  その姿は、とても大人びて見えた。  子どもだったのは、その場では自分だけ‥‥‥。  急に居場所がなくなった気分になって、ふらふらと隣りの部屋に逃げ込むように姿を隠してしまった。 (なんという恥ずかしいことになってしまったのだろう‥‥‥)  などと思いながら、隣りの部屋で膝を抱えて座り込んでしまった。  しばらくすると、Bくんが自分を探しに部屋に入って来た。 「どうしたんだよ、こっちこいよ。お前らしくないぞ」 と言いつつ、無理矢理に自分を引っ張って、隣りの応接間に連れ戻した。  その時、その場にいた同級生たちがみんな大人に見えてしまって、自分はただただみすぼらしかった。  その瞬間、ある閃きがあって、Bくんにこんな事を伝えた。 「あの、Bくん。僕、これを持って来たんだけど‥‥‥」  そういって、持参していた紙袋から1冊の小冊子を取り出して、Bくんに渡した。  それは、実はこれだけ人が来ているとはつゆ知らず、Bくんとたくさん話が出来ると思い、自分がノートに描いたマンガをホッチキスでとめ、表紙も色鉛筆で色付けをし、雑誌風にまとめてBくんに読ませようと思って持って来たものであった。  Bくんは、その手製のマンガ雑誌をパラパラめくると、アハハと大笑いし始めた。 「うわー、これお前が描いたのか? アハハ、おもしれー。クイズまであるよ」 そう騒ぎ始めると、みんながそこに集まって来た。  最初はプレゼントを持って来なかった自分を、白い眼で見ていた女の子たちも、この鉛筆で描いたマンガを熱心に読んでいる。  意外な方向に、事は流れて行った。  結果的に、Bくんに読ましてあげようと思って持って来ただけだった手作りのマンガ雑誌はいきなり人気となり、自分はまるでその場の主人公のようになってしまった。  その後は、ケーキも食べ、クリスマスソングをみんなで歌い、楽しいクリスマスを過ごした。  まさか、自分の描いたマンガがそんなにうけるとは思わなかったので、逆に驚きであった。  その後は、学校でもやたら友人たちからマンガを描いてくれ、とか似顔絵を描いてほしいと乞われる事が続いた。  日本がまだのんきでいられた頃のお話である。


記憶 関連ツイート

RT @bozu_108: 彼氏と別れました
今すぐ元彼を忘れる方法を教えて

最優秀賞
新しいガム噛みたくない?

金賞
元彼の存在を記憶から抹消する事なんてできないから、忘れようとするのではなくて、いつか振り返った時に笑い話にできるような人生をこれから歩んでいけばいい

入…

吾輩は手マン神である。名前はまだ無い。
 どこで生れたか頓(とん)と見當がつかぬ。何でも薄暗いTwitterでシコシコして居た事丈は記憶して居る。吾輩はこゝで始めて気取りといふものを見た。然(しか)もあとで聞くとそれは書生といふ人間中で一番獰悪(だうあく)な種族であつたさうだ。
20:20仮眠
21:40風呂へ
22:30ふろで寝てたので上がる
(記憶が不確か)
4:30起床(メガネしたまま電気つけっぱスマホ充電してないレポート手付かず布団の中)急いでレポートスマホ充電
今スマホバッテリ100%
あいつにはこれからの記憶があんじゃねーか

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