記憶こだわって選びたい
「何してるの?」 「ちょっと……」 シャーペンを捜していたのだが見つからず、万年筆で私はおもむろにテレビ番組から聴こえてくる単語を、レシートの裏に書き留め始めた。 「えっ、メモを取っているの?この番組で?辛酸なめ子と同じだなんて……。終わったな」 CSファミリー劇場の緊急検証シリーズは、私のお気に入り番組の一つである。 もっとも、この番組を視聴しているのは、私一人ではない。 大抵、家族揃って視聴している場合が多い。 深く考えたことはないが、恐らく私以外の家族も気に入っている番組なのだと思う。 それでも、出演者でもないのにメモまで取るのはやり過ぎと、家族は感じたのかも知れない。 ~「食べなくたって生きていけるなら、ぼくは何も食べないね」とマイケルは私に言いました。 そのうえ一週間に一度は、その二口さえも食べようとしませんでした。 断食をしたのです。 「身体を洗浄しているのさ。 これはとてもヘルシーなことなんだよ」とマイケルは説明します。 ところが、エネルギーを蓄えようとおとなしくしているのではなく、そんな日に限って、 お気に入りの可動式ダンス・フロアで二時間、ぶっ続けで練習したりするのです。 マイケルは、ダイエットについてのお定まりの議論が始まると、 必ず最後にこう言って話を締めくくりました。 「母さんはぼくが瘦せっぽちだって心配してるけど、知ってるかい? お医者さんの言うには、ぼくの体形はナンバーワンだってさ。 だから心配しないで。 むしろ、母さんの方が心配だよ。 いつも身体に悪いものばかり食べているんだから」~ 『マザー ザ・ジャクソン・ファミリー・ストーリー』より引用。 1990年に出版されたマイケルの母キャサリン・ジャクソンの著書によると、マイケルは1970年代末にはすでにベジタリアンになっていたそうだ。 ただし、元々食べ物にはあまり興味を持っていなかったと述懐している。 けれど、同時にマイケルの体調維持の秘密は、食生活であることも記している。 ソロ・ツアーに出る直前、マイケルは担当医から高蛋白質ダイエットをすることを強く勧められ、スタミナを保つため魚などを摂ることにしぶしぶ同意したそうだ。 しかし、ツアー終了後は、食べたいように食べる生活にマイケルは逆戻りしたようだ。 かつては、マイケルのように食べることに私も興味がなかったので、マイケルに倣った食生活ができたと思う。 しかし、いったん食べる楽しさを覚えてしまうと、節食を貫くのはかなり難しい。 そのうえ、断食ともなると、意志が強くないと不可能な気がする。 1847年以前、マイケルのような食生活を過ごす人は「ピタゴリアン」と呼ばれていた。 「ピタゴリアン」とは、「元祖菜食主義者」のことである。 ピタゴラスは、一日二食で、果物、野菜、穀物、蜂蜜だけで生活していたと言われている。 獲れた魚を海に戻してやるために、漁師にお金を渡していたというエピソードが伝えられているほど、厳格なベジタリアンであった。 しかし、このピタゴラスの食事こそが正食であり、ナチュラル・ハイジーンの原点と考えられている。 ナチュラル・ハイジーンとは、アメリカの医師たちによって生まれた健康理論である。 健康のために必要な条件を身体に与え、体を傷つけるようなものを体に与えないことによって、体の内外環境を清潔に保つということである。 ナチュラル・ハイジーンを実践するとなると、新鮮な野菜が主食となる。 何のことはない。 パフォーマーであったマイケルにとって、常に健康であることは最重要課題の一つであった。 飛びぬけたプロ意識を持つマイケルは、二十歳の頃から、創意工夫を重ねながら、独自の正食を実践していただけなのである。 因みに、マイケルと同い年のプリンス、マドンナもベジタリアンとして名高い。 彼らの太った姿は確かに見たことはない。 果物や野菜には、ファイトケミカルが多く含まれている。 このファイトケミカルとは、植物中に存在する天然の化合物である。 抗酸化力や免疫力アップなど、健康維持・改善に役立つと期待されている。 さらに、菜食を実践することにより、血液のアルカリ化(アルカローシス)が起きる。 このアルカローシスが、脳波の徐波化を促進させるのだそうだ。 すなわち、通常意識のベータ波からアルファ波やシータ波へと変化するようだ。 脳がシータ波優位の状態にある時、人間は記憶力や情報の吸収力が高まると考えられている。 つまり、菜食は、単に健康維持のためだけではなく、脳の働きを高め、最大限活用できる鍵が隠されているのである。 さて、冒頭の会話でテレビ番組を見ながら書き留めた単語もまた、脳の働きを促進させることに関係するものである。 加齢のせいだけではなく、暴飲暴食を繰り返しているため、シータ波が優位な脳ではない私は、どうも物覚えが悪い。 まして初めて耳にした単語は、あっという間に忘れてしまう。 そこで、やり過ぎと思われても、メモをしたという次第だ。 しかし、今回もまた気がつくと長くなってしまった。 この続きはまた次回に……。 Thank you for the upload.
記憶であらゆる困難と闘うページ
屁が。 子どもって、ココ好きじゃないですか?確か長女か次女の時にもブログだったか他の連載だったかでネタにした記憶があるのですが(うろ覚えで面目ない) そして何故だか今だけは絶対にダメだという時に限って怒涛の勢いでガスが溜まる不思議。 出る。 ことの経緯。 つまり私はその間ずっとろくすっぽ動かずにゴロゴロしていた訳で。 ママブロネタ「日々のできごと」からの投稿 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇あら!はじめまして!さぁまずはどうぞこちらへ。→登場人物紹介← ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ !メッセージの返信をお休みしております!
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