脳科学マーケティング100の心理技術

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脳科学マーケティング100の心理技術

 
広告心理学からニューロマーケティングへ
 
現代のニューロサイエンスは、私たちの脳の内側を見つめ、心理学のブラックボックスを開けるのに役立つツールをもたらした。
 
今や機能的磁気共鳴画像法(fMRI)による脳スキャンという魔法を使えば、たとえば、高すぎる値段を見聞きしたときの脳の反応が、つねられたときの反応ーーつまり、痛いと感じたときの反応と非常によく似ていることがわかる。
 
また、脳波計(EEG)の技術のおかげで、ある種の脳の活動を測定するコストが下がり、より多くの統計用サンプルデータが得られるようになったため、広告や製品の確実な最適化が行なわれるようになった。

(中略)
 
ニューロマーケティングとは、要するに脳の働きを理解し、その知識を活用してマーケティングと商品の両方を改善することだ。

(中略)

ニューロマーケティングのテクニックが適切に使われれば、より優れた広告、より優れた商品が生まれ、顧客はより満足する。
 
誰だって気に入ったと思える商品が欲しいし、退屈なコマーシャルは見たくない。

(中略)
 
「賢いマーケティング」とは、あなたの脳を使うことだけではない。
あなたの顧客の脳を使うことでもあるのだ!

 

目次

はじめに
Chapter1 価格が脳に与える影響
Chapter2 五感を刺激して売り込む
Chapter3 脳が喜ぶブランディング
Chapter4 紙媒体と脳の相性がいい理由
Chapter5 脳が喜ぶ写真の使い方
Chapter6 顧客の脳の信頼を勝ち取る
Chapter7 脳が喜ぶ接客スキル
Chapter8 脳が喜ぶセールステクニック
Chapter9 脳を刺激するコピーライティング
Chapter10 脳が喜ぶマーケティング
Chapter11 男性脳、女性脳それぞれの攻略法
Chapter12 顧客の脳を買う気にさせる
Chapter13 脳を刺激する映像メディア活用法
Chapter14 脳を刺激するインターネット活用法

 

著者 ロジャー・ドゥーリー

マーケティング・コンサルタント会社「ドゥーリー・ダイレクト社」の創業者であり、人気ブログ「Neuromarketing(ニューロマーケティング)の執筆者。コミュニティ・アーキテクト&サイトストラテジスト。カタログ販売のマーケタとしてマーケティングの世界で頭角を現す。IT ビジネスに進出するかたわら、脳科学、行動科学に興味を持つようになり、独自に脳科学の最新知識をマーケティングの世界に活用した「ニューロマーケティング」を研究し、第一人者となる。
 
オンラインコミュニティの構築、Web プロモーション、検索エンジンマーケティング、ダイレクトマーケティング、マーケティング戦略、ソーシャルネットワークに至るまで、幅広い分野に精通している。クライアントは、「フォーチュン500」企業から小規模のe コマース企業まで幅広く、最新の脳科学と行動科学から導き出した、クライアントのためのよりよいマーケティングを提唱している。ニューロマーケティングの「宣教師」として執筆や講演なども積極的に行い、その発言は主要メディアで頻繁に引用されている。

カーネギー・メロン大学より工学の学位、テネシー大学より経営学修士(MBA)を取得。テキサス州オースティン在住。

 
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