愛想のオンパレード♪

愛想

愛想でちょっと優雅に

こんにちは、三本菅善法です。

本日のテーマは

後悔ばかりの自分とお別れする方法

です。
Yahoo!知恵袋でこんな書き込みを見ました。
(※一部見やすいように改行)

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後悔ばかりの毎日です。

何であんなことしたんだろう・・
あの時ああしてれば良かった・・
時間さえ戻れば・・ と、常に悩んでいます。

なかなか前へ進めません。

過去に行ければ、自分のした失敗を、
取り消せたり、成功に変えることができるし、

何かの被害に合うとしたら、
逃げ場を見つけることができると思うからです。

時間さえ戻せたら、(タイムマシンがあれば)自殺する人って、
いないんじゃないかと思います。(それは無いかもしれませんが・・)

後悔しても仕方がないと分かっているのに、引きずってしまいます。

こんなにマイナス思考な質問して、批判されるかもしれませんが、

皆さんは、後悔したら、どうやって割り切っていますか?

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後悔ってついついしてしまいますよね。

「なんであの時にあんなことしたんだろう、、、」

「もしあの時にこうしていれば、、、」

考えればキリがないほど後悔というものは
尽きることはありません。

僕もよく高校の頃はいつも後悔ばっかりしていました。

その頃の僕は大好きな女の子がいました。
(3年間ぐらい片思いして告白したので
相当好きだったかもしれません。笑)

でもその頃の僕には全く勇気がありませんでした。

だからクラスの席が前後になった時も
後ろを向いて話すと周りからどう思われるかが気になって
せっかくのチャンスを毎日逃して

なんで自分はこんなチャンスをみすみす逃しているんだろう。

「ああ、あの時声をかけていれば、、、」

「なんでせっかく向こうから話しかけてくれたのに
面白い話をしたり、愛想よく笑ったりせずに
緊張してガチガチでシドロモドロに話してしまったんだろう、、、」

きっと自分はダメなやつだからだ、、、

と無理やり自分を納得させようとしてました。

本当に自分のやりたいことと向き合うことが
非常に怖かったんです。

そしてさらに自分のことが嫌いになって
嫌いな自分を見せるのが恥ずかしくなって
余計に悪循環の連続です。

そうやってどんどん
後悔の闇の中へ引きずられてしまっていました。

しかし

後悔しても、もう過去は巻き戻すことは出来ません。

でも

頭では分かっていても、割り切ることが出来ない。

もしかしたらあなたはこんな状態かもしれません。

でもそんな状態のあなたでも
後悔のループから抜け出す方法があります。

そんな事言うと

「でも本当にそんなことできるの?」

と言われそうです。

ですが、

そんな後悔のループから抜け出すことが出来るんです。

なぜなら

あなたが後悔のループから抜け出せないのは
今まで後悔というものについて
間違った捉え方をしていたからだったのです。

つまりある視点が抜けていたのです。

その視点さえ加われば
あなたは後悔のループから抜け出すことができるんです。

ではその視点とは

後悔とは「後から悔いる」と書くということです。

何を当たり前のことだと思われるかもしれませんが
後悔とは現在ではなく、過ぎ去った過去を悔いる行為です。

その点を踏まえて考えると

こんなことしたら未来の自分は後悔しそうだな

と予想は立っても

過去の時点では結局、
後悔するかどうかは断定できないんです。

詰まるところどういうことかと言うと、

人は常に最善を尽くしている

ということなんです。

どんなに辛い過去だろうと
どんなにダメな自分だろうと
どんなに悪事を働いていたとしても

人はその時に一番自分にとって
正しいと思う選択をしているんです。

後悔というのは
後で考えてみたら
やっぱりこうした方が良かったと思うもので

後から考えて初めてそっちの方が良かったと分かるんです。

例えば

あなたが好きな人に告白しようとします。

どんな場所でどんな風に告白したら
OKをもらえるんだろうと考えます。

そして次の日、ついにあなたは告白しました。

しかし

結果は振られてしまいました。

あなたは後悔します。

「もっとこんな言葉で告白してたら、、、」

「こんな場所で告白してたら、、、」

「もっと仲良くしてから告白していれば、、、」

様々な後悔をします。

でも結局は後悔というのは
結果があったから分かったのです。

例え、その時の自分にこうした方が良いという想いがあっても
結局それをしたら自分にとって何かしらの不都合があり、
結局最善を尽くしているんです。

なので

後悔しても、その時の自分は
その時の自分が思う最善の行動を取っているんです。

ぜひその事実を知って頂けると
いきなりすぐに後悔から立ち直ることは出来ませんが

確実にいつもよりも後悔する時間が短くなるはずです。

もちろん

後悔を全くしない自分になりたいと思います。

ですが

後悔してしまうのはしょうがありません。

なぜなら

後悔とは自分をもっと良くしたい。

という表れだからです。

自分の人生を諦めていたら、
もう後悔するのにエネルギー使うのも面倒ですからね。

でもそれだけ後悔してるってことは
一生懸命に自分の人生を考えているってことだと思います。

つまり

自分を良くしたいという想いこそ
後悔の正体です。

だからこそ

そのエネルギーを過去を悔いて、
自分を責めるためにではなく、

未来を良くするために使ってください。

なので

残念ですが、自分の人生を諦めない限り
後悔しない人間になることはできません。

でも安心してください。

後悔することを完全に止めることは出来なくても

後悔する時間を短くすることは出来ます。
ぜひ

「その時の自分は最善を尽くしていた」

その事実を知って、

「最善を尽くしていたのならしょうがない。
それよりもこれから後悔しないようにするには
後悔する時間を短くする
はどうすればいいのか?」

過去から現在に焦点を変更して
1秒でも後悔する時間を短くしてみてください。

きっと短縮したその1秒は
あなたの人生をより良くしてくれる
1秒になると思います。

もし何か質問や
こんな悩みを持っている
ということがあれば

コメントやメッセージを
お待ちしております。

「今回の記事良かったです。」
という一言だけでも
結構喜びます。

ではぜひお待ちしております。

愛想のまとめサイトのまとめ

 

※腐ですので、ご注意ください。

 

 

 

特別だって思ってやまない。

誰にでも愛想の好いヤツが、自分の前では違う。

泣きもするし怒りもする。他では見せないような笑い方をする。

言葉を抜きにしたって、オレが特別だと自惚れさせるんだ。

 

 

加減せずにシャツの裾を掴んできて。

肩に凭れかかってきて、偶に遠慮がちな瞳でオレを見上げる。

そろそろ頃合いだろうと見当を付けて、何があったのかを訊くことにした。

 

「雅紀、どうかした?何かあったんだろ」

 

「……翔ちゃんには関係無いじゃん」

 

 

起伏の無い声と共にやってくるのは粗雑なキスだ。

ぞんざいに触れられるのは好きじゃないが、ひとまず好きにさせる。

がち、と歯がぶつかる。唇でも切れたのか、うっすらと鉄の味。

情緒が無いと内心思いつつ、けれど体は反応するから便利なものだ。

 

一頻り貪りあった後に、吐く息はひどく熱っぽかった。

雅紀の目から零れ落ちる滴を、そっと指で拭う。

それが快感から来るものではないと知ってたから。知ってるから。

 

 

「はぁ……何で泣いてんだろ、オレ」

 

「そういうときもあるし、良いんじゃない」

 

不思議そうに瞬き、呟く声にはまだ覇気が無い。

その様が不安でもある癖に、雅紀が再び凭れてくるのを心のどこかで喜んだ。

優越感に浸り、不謹慎ながらもしあわせを噛みしめる。

狡いなぁと他人事のように思った。相応しくないんじゃないか、とも。

 

そう思うと触れるのが躊躇われる。

堪らず肩を抱いていた手を離すと、雅紀がびくっと身震いした。

それから数秒して、突然顔を上げてオレを見つめてくる。

黒目がちな瞳に光は無く、どこまでも暗い。

やっぱり、どうしようもないくらい好きだと思った。その、暗さが。

 

 

「重い?ねぇ、翔ちゃん?こういうオレじゃ、駄目?」

 

「全然重くないって。お前ひとり支えられないオレじゃないし」

 

「ホント?信じてるからね。捨てたら、ね?分かってるでしょ、何するか」

 

 

一度言葉を切り、死ぬからね、と耳元に囁かれる。

雅紀の常套句になりつつある言葉だった。

それはオレには甘美な響きで、自分でも口元が歪むのが分かった。

 

やっぱ狡いなぁと思った。雅紀に相応しくないな、とも。

ただ、オレは雅紀が好きで。愛していて。手放すなんて出来ない。

だからきっと、いつか罰せられる。それでも、離れないし離れられない。

だけど、でも、それでも。お前をしあわせにするのはオレだと思う。

 

薄暗い願望を隠すように雅紀を抱き寄せた。絶対、嫌われたくはなかったから。

離れられないけれど、嫌われてしまえば生きていたくなかったから。

 

 

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