わんだふぉ～！カレーライス
前の記事で
娘は泣かない、と書きましたが
悲しみに泣くことが出来ないだけで
自宅では毎日。本当に毎日
怒るように泣き喚いていました。
この時の友人の言葉で
娘の愚図りが
一般的なものとは違うらしいことを
私は初めて知ります。
これからUPしていく記事にも
書いたと思いますが
病院に泣く娘の動画をみせたら
先生に私が薬を処方されようとしました。
えっ？ と戸惑う私に
「これじゃお母さんが持たない。
倒れますよ」
少しずつ診断を受けた
愛着障害の根深さを知っていきます。
当時は何も知らなくて
どう受け止めていいのか分からなくて
子どもを知らない自分の未熟さを
ひたすら責める日々でした。
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何が辛いって…。
いつも人様に迷惑かけてばかりで
謝罪の嵐。
適切に主語が使えないから
話が通じない。
乱暴なとこ。
お友だちとのコミュニケーションが
苦手なとこ。
連絡帳もいまだにきちんと書けなくて、
先生のチェックが漏れると
確実に宿題も時間割も分からないとこ。
忘れ物や失くす物が多いとこや、
虫を持ち帰ることや。
そんなことなんでもないよって言える位、
何よりも辛いのは、
毎日のようにぐずること。
反抗的な態度とそれに伴う泣き喚き。
精神が病みそうになる。
元々、発達障害の受診のきっかけは今年。
娘の泣き声友人が電話で聞いたこと。
翌日、会ったその友人に
「ごめん。相談されていたのに、
私全然分かっていなかった。
あれはぐずりじゃない。
パニックを起こしている。
すぐに専門に相談して。
これじゃ、あなたが壊れる。
保育士歴20年の友人が言っていると話して」と。
我が家の事情を知っていて
「子どもなんてそんなものだよ」
と、慰め励ましてくれていた保育士の友人。
学校でも学童でも
「泣かないお子さん」
と言われる彼女は
私の前でのみ、発狂したように泣く。
その姿は夫でさえ知らない。
例えば、宿題が分からない。
例えば、お風呂に入りたくない。
例えば、夕食が「大好きな」カレーライス。
理由はなんでも構わない。
彼女は体の中に
荒れ狂う獣を飼っていて、
それをなだめる術がないかのように、
衝動を隠さない。
体を前後に激しく揺する。
リビングの床に転がる。
また立ち上がり地団太を踏む。
私がこの世で一番の
憎しみの対象であるかのような怒りを込めて
悪意のある目で私を睨みつけながら。
自分がどれくらい受け入れらてれるのか
試しているのだろうと、
必死で抱きしめてきた。
それでも、
これでもかこれでもかと、
彼女は体中で泣く。
自分から抱っこをせがみ、
しかし差し伸べる私の腕の中では、
のけぞり暴れ、激しく拒否。
そしてまた抱っこを求める繰り返し。
貪欲な愛情欲求に終わりはない。
彼女が失ってしまった大切な人は、
もう永遠に戻らないから
求めても求めても
完全に満たされることはない。
私から少し離れたところで、
息を大きく吸い、
体から全てを吐き出すようにして
激しく全力で今日も泣く。
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フランス革命からの視点で読み解くカレーライス
私はトーストセット。