男の中のボクシング
前回の続きです。
私達は、付き合って半年程で同棲生活を始めました。
付き合っている頃から、ほぼ毎日夫の実家にお泊まりしていたので、私が勤務先の病院の寮生活を終えるタイミングで、自然にそうなりました。
私の両親も「一人暮らしするより、○○くんと一緒の方が安心。」という、ちょっと変わった思考回路だったので、反対される事なく、同棲生活はスタートしました。
帰る場所が同じ。ずっと一緒にいられる。人生で一番幸せという時間を過ごしていました。
その反面、夫はこの頃まだボクシングを続けていて、外でトラブルを起こして来る事が度々あった。
ほとんどが喧嘩。プロボクサーだから、バレたらライセンス剥奪です。
夫はプライドが高く、思った事ははっきり言う、我慢が出来ない、血の気が多かったのです。(現在はかなり丸くなり、トラブルはほぼありませんよ)
付き合ってた頃から分かっていたけど、外での事だし、それでも夫が好きだから一緒にいた。
時には、私とも喧嘩した。
原因は些細な事でも、夫は容赦なく私に怒りをぶつける。この頃の私は、思っている事を上手く伝えられなくて、ただ感情を抑えて黙り込むばかり。
夫はそれがまた気に入らない。「言いたい事があるならはっきり言えよ！」と何時間も罵声を浴びせられた。
泣く事しか出来ない私を、夫はさらに追い詰める。
私は恐怖で過呼吸になる事もあった。
そこまでくると、夫は私を心配し、介抱してくれる。
身体的暴力は無いものの、典型的な言葉の暴力、今でこそDV、モラハラだったんだと思える。
もうダメかもしれない。そう思った事もあったけど、喧嘩さえしなければ、優しくて、頼もしくて、大好きで、一緒にいたいと思った。
喧嘩して仲直りして、愛情が深まって…。そんな生活を繰り返しながら、1年半後に結婚。
プロポーズは私から。
またまだ若かったのに、私にはこの人しかいないと思えた。本気で人を愛する気持ちを教えてくれたのが、夫だったから。
私、第六感がとても敏感なんです。
いわゆるオンナの勘ってヤツです。
出会ってすぐに「私はこの人と結婚する！」って思えたんです。
不思議ですね。
でも、この頃はまだ闇の中に足を踏み入れただけだったのかもしれません。
nor
ボクシングを紹介
お疲れ様です。
今日はお仕事デイでした。
身辺整理をしたら、古い写真も
出てきて懐かしかった。
仕事も暫く出来なくなるし、今日
が、最後になるくらいの気持ちで
業務に取り組んだら、頑張れた。
ボクシングと同じだね。
今度の手術は、また、凄い切り口
になるみたいで、北海道に肖ると、
ホッケの開き…じゃなくて、ジョニー
の開き(笑)になるみたいだわ。
正直、とても辛くて長い時間にな
りそうなんで、心はどんよりブルー
になります。
入院中は前回で分かったんだけど
身動き出来ないから、端末に音楽を
たーくさん！ 保管してます。
はあ～。
前向きなエネルギーが出てこんな。