1日20秒でできる合コン入門
40代女性のプライベートコーチ坂本ともこです。
先日、こんな記事を書きました。
人との出会いってのは不思議です。
ご縁というのは、タイミングだね。
必要な時に、必要な人に出会う。
タイミングとは転機でもあり
チャンスでもある。
私は必ず、必要な時に
必要な出会いに恵まれてきました。
例えば、こうやってブログを書いて
読者様やクライアントと出会う。
「いつも読んで励まされます」
と言われるけれど
これはお互い様。
私も読者様やクライアントから
励まされている部分が大きいもの。
例えば、よくジュリーが言ってるけど
歌えるまで歌っていきたい。
「でも聴いてくれる人がいないと
つまんないもん」と。
そうなんですよ、どちらか一方が
得をするような出会いはないのよ。
人生80年生きたとして
一般的に、人が一生で出会う数は
これぐらいと言われています。
何らかの接点を持つ人 30,000人
同じ学校や職場、近所の人 3,000人
親しく会話を持つ人 300人
友人と呼べる人 30人
親友と呼べる人 3人
これ見てビックリしませんか？
友人の数ってSNSの友達の数じゃ
ありませんよ？笑
だから勘違いしやすいけど
親友に至っては24億分の1の確率
というわけです。
ふ～～～すごい確率じゃないですか！
私で言えば、今世の中にブログは
どのくらいあるんでしょう？
正確な数字はわからないようです。
何千万とも言われていますが
その中から探し当ててくれて
毎日、熱心に読んで下さって
コーチングを受けてくれる確率。
それは偶然じゃなくして
必然としか言えないわけですよ。
いくら短期間だけの関係とはいえ。
ちょっと小難しい話になるけれど
物理学的に2つの力があります。
ひとつは「引力」ね。
簡単に言えば、引かれ合う法則。
そしてもうひとつが「斥力」。
お互いを遠ざける力のこと。
人間も質量を持っているから
引力と斥力を持っているの。
そのために、この力が人間関係や
出会いにも反映されているのでは？
と言われてるんですね。
例えば、同じクラスに50人いて
毎日会っていても、みんなと仲良く
ワイワイするわけじゃないよね？
やっぱり仲良くグループみたいな
ものができあがって
いつも一緒にいる人もいれば
卒業まで全然話さない人もいたよね。
また普段は絶対行かない合コンへ
たまたま出かけて出会った人と
そのまま結婚する、という人も
お互いの引力が強く働いた結果。
逆に、いつも一緒にいた友人た恋人と
ある時期を境に全く合わなくなった
という経験もあるでしょ？
それはお互いの斥力が働いた結果。
誰と出会うか、また出会った人に
どの程度の距離感を保つか？は
それぞれの持つ引力と斥力の
バランスによるところだと。
それに人間の遺伝子というのは
環境や経験によって大きく変わる。
昔好きだった人が嫌いになることも
昔は話もしたことがなかったのに
たまたま意気投合してしまうことも。
それも遺伝子が変化することによって
人の持つ引力や斥力が影響していて
出会いや人間関係に関係してくる。
つまりは、自分が変われば
出会う人が変わる、というのは
おおよそ合ってるのでしょう。
コントロールできないことは
「偶然」であるのかも知れない。
今は発信したりすることや
自分自身を変えることができるので
「必然」とも呼べる出会いを
引力と斥力によって、ある程度は
コントロールできるでしょう。
嫌いな人との出会いにしても
意味あって引き合ってるんです。
学びが終われば、斥力が働いて
お互いに気にならなくなります。
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合コンがいま一つブレイクできないたった一つの理由
席に戻ると、相変わらず女性は女性で、男性は男性だけで話していて、俺はため息が出そうになった。
「上野！お前、抜け駆けすんなよ！」
「してねーよ。」
「じゃぁ、なんでトイレから一緒に帰ってきてるんだよ。」
「たまたま、トイレのタイミングが一緒になっただけだよ。ねぇ、相葉さん！」
「えぇ、まぁ。」
俺は、目の前にあったビールをグイッと飲み干した。
「相葉さん、飲む方も結構イケるんですね！」
「今度、一緒に飲みませんか？いいバーがあるんですよ。」
「ちょっと！誘うならコッチのほうでしょ！！」
富田先生が、本気で怒ってる。
他の女性2人も、もう不機嫌な感じを隠そうともしていない。
そりゃ、そうだよなー。
そろそろデザートが来るよな。
女性もデザートが来れば、少しは機嫌を直してくれるかな。
･･･って、なんで俺が、女性のご機嫌取りをしないといけないんだよ。
「相葉さん、連絡先教えてくださいよ！」
「あ！俺も、俺も！今度、できたら料理作って欲しいなぁ。」
ガシャン！！
女性2人のうち1人が、派手に食器を鳴らした。
普段だったら、そんなふうに食器を鳴らされたら腹が立つけど
今･･･この状況は･･･
「ちょっと！いい加減にしてくれる？いったい何なの？」
「何なの･･･って。何が？」
男性陣がポカンと見ている。
「さっきから相葉さん、相葉さんって！何のための合コンなのよ！！そんなに男同士で飲みたきゃ、この後ごゆっくりどうぞ。私、帰る。」
と、女性の一人が立ち上がったところで。
コンコン。
あ！デザートかな？
「お取込み中失礼します･･･」
扉が開いた。
つづく