加齢臭………恐ろしい子!
その日は明け方までポカーンとしていた。
悲しみ?
ノンノンノン
怒り?
ノンノンノン
なんだろうね?なんかねぇ、
へぇ〜って感じ。ふーん、あー、そうなの、ほほーん。
って感じ。
人間て、驚くと( ¯⌓¯ )←こんな顔になるの!!!
( ¯⌓¯ )ほけ~
ほんと、自撮りしとけばよかった。と言うのは冗談で、志村は元々熟女専門。
むしろ38歳て...私より年下て.....ぐらいの気持ちが何処かにあったことはあった。(元嫁も志村の6個上)
だから、ビックリはビックリだけど、まぁ、へぇー、ふーん。あーそーなのぉー。ほーん。っていう納得出来る部分もあったっちゃーあった。
実際、若いキャピっ子に興味が無いことを知っていたので、キャバクラに飲みに行く事も今まであまり心配していなかったのだ。
しかーし!!!
熟女グリコめ........ていうか、あの店め..........余計な初老を雇いやがって!!!(ちなみに、熟女パブ的なのではなく、ガチのキャバクラです)
そりゃーさすがに想定外。ホリエモンでもきっと想定外。(古)
とにかく、とにかく、証拠という証拠は取ってやろう。
私は気を取り直して再び2人のラブラブな会話をチェックした。
アホな2人は明後日のデート話に心踊らせていた。‹‹\(´ω` )/››‹‹\(´ω` )/››‹‹\(´ω` )/››
どうやら2人は家から車で30分程度の場所にある繁華街へ繰り出す予定だ!
近いわwwwバカっ!もっと遠くへ行け!!!
あろう事かグリコはキャバクラの客にその繁華街のお勧めの飲み屋を聞いて回ったようだ。
そしてグリコ目当ての客に教えて貰ったオススメの店にくそゴミクズ底辺カス乙加齢臭夫と一緒に行こうとしている!!!
くそゴミクズ底辺カス乙加齢臭死んじまえ夫も、浮かれつつ、あーだのこーだのほざいている!!!
バカだな!!!
ていうか、
どっちもどっちだな!!!!
だいぶ怒れる矛先が見えてきた私(照)
で、ですね、2人は結局朝から酒が飲める店がないと判断し、
グリコ「朝イチ、フリータイム行ってもい~よぉ~」
志村「ああ~、んで、昼から飲める店始まるとこ多いからいくか?」
グリコ「あんっ!も~、どんだけぇ~」
どんだけはお前だよwww
欲情してんじゃねーよ!熟女!!!
さらに、ひときわ気になったイチオシの会話がコチラ
グリコ「あそこの噴水のベンチでゆっくり見つめあってコーヒー飲んでもいいのよぉ〜」
志村「平日の昼間から噴水前でスタバでも飲みながら愚民どもを見下すか?」
えっ、、、
えっ、、、、
あっ、
そーゆー、、
、、感じ?
鳥肌たったひとー!!!
\ハーイ/ハイハイハーイ!!
あ、なんか、あの、
あっ、
に、逃げてぇ!!!振り向かずに逃げてぇ!!!!
り、りこんしまーす!!!!
はーい\( ´ω` )/ハーイハーイハイハイハーイ
あっ、なる早でがんばりまーす!
みたいな?
なにその台詞。
なにそのDQN発言!!!!
平日にスタバ飲んで愚民見下ろす!?クソみたいな街の噴水の前で!?
むしろお前が愚民じゃねぇか!!!家から30分のやっすい公園でチェーン店のコーヒー飲んでる不倫カップル!?
お前らが終わっとるやないけwwwwww
オエ━━━━━━(´Д`|||)━━━━━━!!!!
え、不倫てなんか、
え、、、
こんな事言う感じに育つの?
お前のせいで今アメブロ読者全員ドン引きだよ!!!!!!
加齢臭をお取り寄せ、こんな商品見たことありますか
その夜は高校生の息子が夫用に捌いた秋刀魚の刺身を食べた。
息子は「旨い!旨い!」と言ってパクパク食べてくれた。
それからいつも通りの夜を過ごし、遊びに(呑みに)行った夫の帰宅を待つことも無く下の子ども達と一緒に眠りについた。
( ゚∀ ゚)ハッ!
と起きたら夜中の2時だった。眠りが浅いのかしらねぇ。歳かしらぁ、やだわぁ
で、ふと見ると隣では夫がいつの間にかスヤスヤと眠っていた。
すごく静かに眠っている。
(=_=)...
普段寝ている時の奴は地響きさせるぐらいのイビキand睡眠時無呼吸症候群と信じられない加齢臭を放つスキルがある。
しかし、今のコイツは死んだように静かにスヤスヤ眠っている。(寝たフリではない)
私はそんな夫が何だか腑に落ちなかった。これは、女の勘なのだろう。
そして夫のベッド脇に置いてあるiPhoneに手を伸ばした。
コソッと取り上げてリビングにコソコソっと移動した。
バカ夫はロックをかけたりするスキルは当時はなかった。たぶん、本当にやり方がわからなかったのだと思う。
ちなみに、クソバカボケナス夫は携帯二台持ちで、1台はガラケー(完全仕事用)と家族だけのためのiPhoneを所持している。
iPhoneはいづれ中学生になる息子に引き継ぐつもりでいたので、電話番号など、家族以外には決して教え無いことにしていた。夫ももちろん同意していた。
だから、中身はたかが知れていたけど、一応覗いてみた。
ら、
あらららら...
LINEに未読1あるわ。
(ノ∀`)アチャー
何もためらわず既読((꜆꜄ ˙꒳˙)꜆꜄꜆ポチポチポチポチポチポチポチポチ
するとグリコとかいうお菓子のメーカーみたいな名前の奴から
無理しないとねっ💗
というハート付きのメッセージが来ていた。
ほほぉ〜ん
なんか無理する事案でもあんの。( ´_ゝ`)フ-ン(´・∀・`)ヘー(棒)
ん、待てよ、という事は、今日はクソバカボケナスはコイツと会っていたのか?
一気に色んなことがグルグル頭を駆け回る。やましいものを見つけた事で、興奮状態の私の頭は真夜中にフル回転をし始めた。
そして見られても何の問題もないと思ってるのか、油断しっぱなしでリビングに置き去りにされているバカ夫のガラケーに手を伸ばし、S君から電話来てさぁ...という19時頃の着信履歴を調べてみた。
すると、おや?登録されていない番号から1件着信履歴が残っていた。
なんだろ?この番号がグリコの電話番号なのだろうか?
と思った瞬間 !!!( ゚д゚)ハッ!!!! となってクソ夫のiPhoneの電話番号をチェックしてみたら、なんと、なんと、あろうことか、あのクソボケナスう〇こ野郎は、自分のiPhoneから、自分のガラケーの音を鳴らして、さもS君から電話が来ていたという演出を自作自演していた乙野郎だったのだ
そしてそのドキドキの自作自演はリビングの隣の部屋で決行されており、秋刀魚のYoutubeを必死に見ていた私にはお前の馬鹿な演技は1ミクロンも届いていなかったのだ
ばかなの?ねえ?ねえ?
さて、どうしてくれよう。コイツ、正式にバレた浮気は2回目だ。
思い立ったが突撃日の私には、クソボケカスゴミ夫を今すぐ蹴り起こして正座させてブチギレることも楽勝なのだが、今回はとりあえずもう暫く泳がせることに決めた。
夫のiPhoneのGPSをONにして抜き足さし足コソコソと寝室に戻ると、警戒心MAXのクソボケカスバカ夫はベッドの上で体を起こしていた。
(ノ∀`)アチャー