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小山千鶴は、梅が岡高校で数学の教師をしている 梅が岡文化ホールでオーケストラ、コンサートへいき感動する 千鶴は学生時代にヴァイオリン奏者だった (千鶴と同僚教師の坂下！) もう一度オーケストラでヴァイオリン演奏がしたい衝動に駆られて梅が岡交響楽団をググる ダメ元でオーケストラに入れて下さいと電話する すると二つ返事で快く歓迎してくれる (翌日、文化ホールに行く千鶴！) 千鶴が公民館に着くと介護寸前の年寄りしかいない！ 野々村というコンサートマスター(コンマス)が出迎えてくれ大歓迎される！ 千鶴は昨日のコンサートが梅が岡フィルハーモニーと勘違いして入ってしまう！ (梅響と梅フィルを勘違いする千鶴！) 千鶴が入りたかったのは梅フィルで、ここが梅響と実に紛らわしい！ 今さら、気の弱い千鶴は間違いですと言えない！ 満席の牛丼屋で特盛を食べながら絶対辞めてやると心の声が大声になっていた！ (千鶴の生徒は野々村の孫カズネだった) 野々村の孫カズネは千鶴が数学を教える生徒だった うちのお爺ちゃん心臓が悪いから辞めるとか絶対に言わないで！ と言われますます辞退できなくなる、千鶴！ やっちまった～と後悔する千鶴！ (野々村に辞めると言い出せない千鶴！) オーケストラというより介護リハビリテーションだ！ 自由奔放に演奏するじいさん、婆さん達！ 演奏というより雑音！ そんな時、梅フィルがヴァイオリン奏者募集をしている！ オーディションを受けると合格する (爺さん達は姑息な手で千鶴をひき止める) 梅響の爺さん達は姑息な手をつかい千鶴を説得する！ 仕方なく、掛け持ちする だが梅フィルのレベルは想像以上に高く脱落する千鶴！ 自分には才能がないと野々村へ伝える (野々村は小さな電器店をしている！) 仕事であれ趣味であれ「好きこそ物の上手なれ」才能ではなく好きだからこそ楽しく幸せに長続きするものだと力説する！ 千鶴は説得力ある言葉に梅響を続ける 野々村は心筋梗塞で入院し、千鶴が指揮をとる！ 目指すは、オーケストラコンサート！ 老人達と意志疎通できた時、梅フィルを上回るオーケストラが始まる！ (満員御礼なかオケ老人が一丸となる！) 野々村も回復、コンマスとして復帰する！ 第１ヴァイオリンの首席奏者として練習を重ねる！ 老人達のレベルはどんどんと上がっていく！ (野々村は、コンマスとして練習する！) 老人と千鶴がシンクロした時、オーケストラは、幕を上げる！ 迫力ある、千鶴の指揮に老人達はハーモニーする！ 圧倒的迫力に観客は魅了する！ だが、最後の演奏で落雷があり停電してしまう！ 千鶴は、諦めない！ (真っ暗な会場で懐中電灯で指揮する！) 懐中電灯を指揮棒に鮮やかな蝶が舞うがごとき「威風堂々」を威風堂々と指揮する！ 猛練習を積み重ねてきた老人達に楽譜は不要である！ 指揮棒のみで演奏する老人達！ 明かりがつくと感動のあまり観客達は泣きながら拍手していた！ (見事なオーケストラに感動する人々！) 惜しみ無い拍手は鳴り響く！ 【好きこそ物の上手なれ】