はじめて愛想を使う人が知っておきたい4つのルール
愛想のお買い得を豊富な品揃えの中からあなたの元に
どうも皆さん、たつきです。２０１７年５月２７日にオタク婚活パーティーの『アイムシングル』に参加してきました。
婚活ブログを起ち上げて、婚活パーティに行く行くとわめくこと１年。ようやく人生で初めての婚活パーティーに参加してきました。ちなみに服装はこちらになります。
うんこが頑張って清潔感を出そうとした結果、こうなりました。
ちなみに参加したアイムシングルという婚活パーティーの条件は
男性は２２歳～３６歳 女性は２０歳～３４歳までとなります。
最寄り駅は池袋で、１３時３０分（受付開始は１３時１５分から）から始まります。
会場は池袋から歩いて５分、こちらの建物の３階になっています。
僕は開始１時間前くらいに池袋に到着しました。もしも女性とカップリングした時のために、良さそうなお店とかを探すためです。
おっ！このカフェとか良さそうだな！
このラーメン屋もいいんじゃないか？
もしカップリングできなくても、終わったら食べに来よう！
そして開始の時間が迫るにつれて、段々と緊張してきました。街コンの時と同じで、会場入り前が一番緊張しますね。後はコンビニで立ち読みしたりして時間を潰しました。
1３時２３分に会場入りしました。
しかし会場入りすると、会場全体がなんだか重い空気に包まれていました。誰一人として会話をしている様子はありません。ちょっとその光景にびっくりしました。
会場には向き合いになっている席が２５席ほどあり、奥に女性が座り、手前に男性が座るようになっています。来た人が順番に好きなところの席に座っていく感じです。またアニソンがＢＧＭとしてかかっていました。マクロスのライオンとか
そして席に置いてあるギルドカード（プロフィールカード）を１３時３０分までに書いていきます。
僕のギルドカードがこちらになります。
特にテニプリについて女性にめちゃくちゃ突っ込まれましたね。※年収は同年代の平均年収を書きました。
こういうプロフィールカードは正直、全部埋めなくていいと思います。会話時間が限られているし、自分が話したい部分やアピールしたい部分だけでいいと思います。
また胸に番号が書かれた名札をつけていき、番号で投票を行っていきます。僕は２０番。
１３時３０分になると司会の方が、アイムシングルのルールについて説明してくれました。
利根川「今回はオタク婚活パーティー、アイムシングルにご参加頂き、誠にありがとうございます。」※実際には３０代くらいのメガネをかけた男性でした。
利根川「ルールの説明は１度しかしません。よく聞いてください。」
利根川「開始の合図があったら、まず今座っている相手と３分間お話しをしていきます。そして３分経過したら、男性が隣の席に座るようにしてください。時計回りにグルグルと回り、３分ずつ全員の方と話すようにしていきます。」
ということで、開始の合図があり、始まりました。
それまで静寂だったのが、うわーっとうるさくなりました。正直、正面の女性との会話がマジで聞き取りづらいレベルです。これは婚活あるあるなんではないでしょうか。
「よろしくお願いします。」ギルドカードを交換します。
最初の方は看護師さんでした。めっちゃ気が強そうで、ちょっとびびりました。
そして漫画やゲーム、出身地の話をしていきます。３分なので、それくらいの話をして終わってしまいます。
２０人もの方と話したので、正直あまり覚えていないですし、会話内容もほぼ同じなので、印象に残った方のみ記載していきます。
７番（メーカー事務の方）
僕と同い年である２４歳の方で、メーカー事務で年収５００万と書かれていたので、びっくりしました。何の会社だろうとそのことで、頭がいっぱいになりました。
すごい話を一生懸命に聞いてくれる感じで、嬉しかったです。
６番（３３歳元パチスロライターの方）
個人的にめっちゃくちゃ興味がありました。パチスロについて語り合いましたね。
その女性はバジリスク絆で４回もフリーズを引いたことがあったり、最高で１万３枚出したとかで盛り上がりました。あとパチスロライターは自腹の時と、店が出してくれる時があるそうです。じゃあ店がお金を出すときは高設定を使うのでは？と聞いたところ、そうでもないそうです。
またライター業のお給料は日給で５万円も、もらえるそうでびっくりしました。
４番（図書館司書の方）
２６歳の方で、一
愛嬌が良くて、話していて楽しい方でした。
ジョジョの４部が好きで、お互いトニオの回が一番好きということで盛り上がりました。
１番（２２歳の方）
２２歳と一番若くて、芦田愛菜に似ていました。
ただすごい無口で話はあまりできませんでした。例え、おしゃべりだとしても話す時間はそれはそれでないんですけどね。
ということで回転寿司は終わりました。
正直、会話内容というより話し方の雰囲気や外見、年齢でしか判断しようがないですね。これはもう男女ともしょうがないことだと思います。３分はね、無理ｗ
司会「では皆さん、お話して気になった方を３名まで記入して、提出してください」
アプローチカードに気になった女性の番号を書いていきます。
僕は４番の方、１番の方、7番の方を記載しました。
そして自分の評価が中間発表として自分のもとへと送られます。自分が誰からアプローチを受けているか分かるわけですね。いやもうドッキドキですよ。
この封筒の中に中間発表が入っています。
ピラッ…
２０人中６位！
悪くない！
よし、誰が俺にアプローチしているのかな？
えっ、どういうことこれ！？！？
！？！？！？
その場でショートフリーズして、どういことなのか理解するのに数分かかりました（笑）
つまりこれはですねぇ、０票６位タイ（１５人）ということなんですな！
そりゃ、こんな顔にもなるわ。
えっ、これって誰からも票が入ってないってことじゃん（笑）
まーいい、フリータイムがまだある！
そしてフリータイムは男が全員中央に集まり、開始の合図で座りたい女性のもとへと座っていきます。これを１回５分ずつ。合計で３回行います。
そして合図がされると、みんな遠慮がちにゆっくりと動いていましたねｗ
ちなみに男性とはちょっと話す時間があって、みんな良い方達でした。ザ・オタクというより、ちょっと冴えない感じはあるものの普通って感じですね。かっこいい人は２人くらいいました。
そして最初のフリータイムでは、僕は最後まで動きませんでした。みんなが座って最後に残った女性の元へ座りました。
その後は６番（元パチスロライターの方）、４番（図書館司書の方）とお話をしました。
４番目の方はフリータイムで腐女子ということが判明し、テニプリと弱虫ペダルのカップリングの話で盛り上がりましたね。その方はテニプリは跡部と忍足のカップリング、弱虫ペダルは福富と新開のカップリングが好きなようでした。
うん、やっぱ４番の人が一番楽しい！
そしてフリータイムも終了しました。
司会「ではカップリング投票に移りたいと思います。第３希望の方まで、相手の番号を記入してください。希望者がいなければ白紙で提出しても構いません。」
俺（さてと、どうしますかね～）
（おそらくこの婚活ゲーム、第３希望まで提出可能となっているが、第１希望で決めないとおそらくカップリングは無理だろうな）
（となると第１希望は確実に俺を選んでくれる子に投票するべきだ）
（そして手ごたえがあったのは…やはり４番の子…）
（となると第１希望は４番、第２希望、第３希望は中間発表と同じように７番、１番にしよう）
(本命４番一択！)
----この間、わずか２秒----
サル並みの脳みそをフル回転させ、嘘喰いも真っ青な高度な心理戦を繰り広げました。
司会「では発表したいと思います。カップリングは全部で６組誕生しています。」
俺（…俺…２０番…）
司会「まず最初が、同じ番号同士のカップルですね。」
俺（うげ…もう俺じゃないってこと確定じゃん）
司会「３番と３番の方。」テレレレッテッテンテ～ン♪
カップリングの発表時にはドラクエのレベルアップ音が流れます。
司会「何番と何番の方～。何番と何番の方～」
カップリングした人はみんなの拍手で、見送られます。
呼ばれない人の立場からすると公開処刑ですがね。
司会「それでは最後のカップルの発表をしたいと思います。」
俺（２０番…２０番…２０番…２０番…）
俺（ッッ！！４番ッ！！俺の第１希望ッ！！２０番来いッ！！）
あああああああふざけんなああああああああああああああああああくそばかやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ありえない！
こんなことがあっていいわけない！
これはあれだ！！
こいつらはイカサマをした！
わざと俺の投票を無効にしたんだ！
それ以外考えられない！
インチキ！インチキ！インチキ！インチキ！
「黙れ」
俺「えっ」
利根川「お前は女に選ばれなかった。ただそれだけのこと。それをインチキだなんだと騒ぎたてて、現実逃避。そんな女々しい男を女が選ぶと思うか？だからお前はモテないのだ。悔しいなら、自分を磨け。黒ジャケットを着てこい。婚活は諦めなければ何度でもチャンスはあるんだ！」
圧倒的正論。
でも泣き言のひとつも言いたくなりますよ、これは。これが婚活の洗礼か。
知恵袋で婚活が辛い、苦しいと書いてある人はこの比じゃないんでしょうね。
というかカップリングして、その後に「じゃあどっか、飯でもいこうか」って誘えるためのお店を会場入り１時間前から探してたなんて、今考えるとわたしったらまるでピエロだわ！
発表が終わると、カップリングできなかった女性がまず退場して、その後に男性が退場となります。
会場から出た僕は寄り道せずに家までトボトボ帰りました。
トボトボという擬態語がこれ以上なく、ふさしいほどのトボトボ具合でした。
ラーメンを食べる予定でしたが、食欲なんかもはやありません。
帰りの電車とかでも、なんか鏡にうつる自分の顔を見れなかったです。
そうして家に帰ったんですが、父が夕食のスパゲッティを作っていました。
「おかえり！今、シーフードスパゲッティ作っているんだけど、お前たくさん食べる？」
パピー……
なんか親を大切にしなければなと思いました。地球上でこんなに自分に優しい存在なんていないでしょう。
あったけぇ…！
以上が僕の人生初の婚活パーティーとなります。
ほぼ９５％事実です。４番の女性が最後に呼ばれたのも演出ではなく、マジでした。あの光景が脳裏に焼き付いています。治療には２日かかりますね。２日寝れば多分どうでもよくなる。
ということでオタク婚活パーティーのアイムシングルさん、ありがとうございました。
今日の婚活パーティーで学んだこと
①男性が女性を選ぶ際の好みは結構割れる。また顔とかより愛嬌が良い子が選ばれる
②むすっとしていたり、愛想が悪い人は絶対選ばれない。男女とも。美人でも。
③回転寿司形式の婚活パーティーなんていってはいけない（戒め）
④異性が１０人以下のパーティーに行くべき。２０人ともなるともはや疲れて、わけが分からなくなる。
⑤婚活で結婚まですすむのは無理ゲー。男女関わらず。
⑥親を大切に
この６つですね。なんか『婚活パーティー』という出会い方そのものが悪いなと思いました。
世の中のカップルが記憶を消して、婚活パーティーで初めて出会ったとして、カップリングするか？といったら僕はほとんどしないと思います。
あと僕から伝えられることですが↓
もし職場で気になる方や現在気の合う異性と付き合っている、仲良くしている場合は婚活なんてしないでその人との関係をより深めるべきだと思います。婚活をしたとしても、その人を超える人はほぼ出会うことはないです。すごく恵まれていますよ、あなたは。
婚活パーティーを経験して心からそう思いました。俺にはそういう人いませんから。仕事も大学を卒業してからずっと１人きりだし。
はー、なんか結婚という道のりの険しさをやばいくらい感じましたね。つれぇわ。
いや、でもこのブログで吐き出したら、なんか笑えてきましたｗ
いろいろと経験できたし、行ってみて良かったかな（笑）
２４歳という年齢で経験できて良かった！
なんか婚活に苦しんでいる人のためにオフ会とか開きたくなってきました。
あとちょっと黒ジャケット購入してくるので、数日後にまた更新しますね。
婚活パーティーについて知りたいことなどあれば、是非コメントください。
ありがとうございました。
次回予告