愛想情報イチ早
愛想のいい二太郎の勝ち!
愛想を最大限活用するためのFirefoxプラグイン6つ
もう翔ちゃんの顔は見ていられなくて背を向けた
逃げるように出ていけばその意味を探られるかもしれないと、ゆっくり部屋を出る
翔ちゃんの嗚咽が遠くなるだけで、呼び止められることも追ってくることもなかった
「まー!・・・ごめん」
楽屋へ戻ると松潤が駆け寄ってきた
「ううん、ありがとう
おかげで話がついたよ・・・急かすわけじゃないけど松潤も返事ちょうだいね」
そう言えば青い顔をして
「・・どうして一人なの?」
おそるおそる訊いてくる
「まだあそこにいると思うよ」
「・・・どうして一緒に戻って来ない」
松潤はそのほうが嬉しいの?
仲よく手でも繋いでルンルン帰ってきたほうがよかった?
・・・ヘンなの
「泣いてるからじゃない?」
腕をガシッと掴まれ恐い顔でのぞきこまれる
「何を言ったんだ?!」
「・・痛いよ」
「わるい」
少し力を緩めたけど離してはくれない
ガタン
席を立つ音がして目をやると
「行ってくるわ」
にのがこっちを睨んで言った
リーダーは悲しそうに眉を下げてる
みんな翔ちゃんが心配なんだ
翔ちゃんの味方なんだ
って当たり前じゃんね・・
さすがの松潤もオレに愛想尽かすかな・・・