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愛想を、ノンフィクションに。

愛想

てれビ~ム愛想

自宅を出発。
子供達はキャンプに行くのが嬉しくて、だいこはすたすた先を行き、けーちは夫と手を繋いで。
けーちはいまだに親の膝に乗ったり、寝るときは私とぴったりくっついてきます。同じ二年生でも 大人びたお子さんは、もうそういうことは卒業されているのかな。
高速道路を降り、まずはお昼御飯。
う  うんめぇ。
いつものお蕎麦屋さん。
いつもお客さんが沢山いて、でもそんなに待たせなくて、しかも美味しくて、その上地元のおばちゃん達とおぼしき店員さん達の愛想が良い。
繁盛する店って、絶対に理由があると思う。
アサツキ。薬味です。
私の実家ではアサヅキといいますが、これこれ、同じ新潟でも中越地方の食べ物のようですね。ツンとした香りは子供の頃の日曜日、ものすごく懐かしい気持ちになります。
美味しかったね。
お店を出ると一面に広がるブランド米。収穫までもうひといき。農家の方々の希望です。
魚沼のお米は、是非魚沼で味わって頂きたい。
漬物一つでご飯三膳いけます。
オートキャンプ場到着。
ここはお気に入りの場所でありながら因縁の場所でもあります。
先月、ブヨに咬まれまくって三日間寝込みました。あの時 意識が混濁するなか、夢にはなぜか戦時中の兵隊さんが……。
とおーい南の島に送り込まれ、戦地にて寄生虫にやられ亡くなった方も多いと聞きました。
「さぞや苦しかったでしょうに~」と、うなされながらお会いしたこともない兵隊さんに涙し、   あな恐ろし!ブヨ地獄!
そんなことはどうでもよい夫は張り切ります。
妻子を連れ、昆虫採集に没頭。
なんと!!
我が家の深山くんにお友達ができました!
再びミヤマクワガタGET。
夫のオレ様度ランクアップ。
夕暮れまで散策しました。
あら?
帰り道、木の根っこ近くに蝉の脱け殻を見つけました。
こんなに地面に近いところで羽化するなんて、あなた天敵に狙われなかったの。
大きなハチに襲われ 必至で抵抗するカミキリムシがいました。カミキリムシも強いのに、あんなに執拗に攻めまくるハチの姿に、今思い返してもゾッとします。
その夜 まだ早い時間から雨は降りだし、明け方にはザンザンと音を立てるまでに。
今日も早起きして散策しようと計画していたのですが、止めました。四時に起きた目覚まし係の私は 雨と川の流れで再び寝付くことができず、バンガロー二階の寝室から一階へと。
スマホをいじってみましたが、電波が届かない。こんな時はあえてアナログしよう。薄暗いなか、本を読みました。
辺りがゆっくりと明るくなり、ふと窓からの景色に目をやると、
手すりにひっそりとバッタが佇んでいました。
いつからそこにいたのでしょう。
止まない雨をよける知恵を授かったそのバッタは、時の流れなど微動だにせず  空を  森を  眺めていました。
結局 私達がその場を去るまでの数時間、最初見つけた時と同じ表情で ひっそりと腰を据え続けました。
昆虫は、人間よりもずっとずっと生きてる時間が短いのに、せかせかしていません。
あれもしなくちゃ、これもしなくちゃって自分を見失うことはありません。
生き方はとってもシンプルです。
静寂か、闘うか。
昆虫が闘う理由は二つ。
一つは食い繋ぐため。
もう一つは、最高のパートナーを得るため。
昆虫から学ぶことは、とても重い。
子供達がいなければ、昆虫に対してこんなに思い入れることはなかったでしょう。
子供達には感謝だねと、夫と話しています。

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いつもほんとにありがとう。

どうかてんかんにご理解を

愛想の半分は優しさで出来ています。

たいして面白くもないキモイ記事です。スルーしておkです。

 

ハワイ最終日に沖の方の防波堤までいって遊んでました。

「わー!大波が来た!」

「豚が波に飲まれたっ!」

「あわわわわ」

などと言いつつ、幼稚園児のようにふざけていました。

 

今思うと、あれはホラー映画でふざけてる奴が真っ先にゾンビに食われるみたいな伏線だったんですよね。

海を舐めてる馬鹿者に制裁を!みたいな。

 

波に飲まれるごっこを繰り返して、10回目くらいに足が堤防に当たって「いたたたたた!!」ってなりました。

つま先が死ぬほど痛かったです。

 

足の親指の爪がパカパカになってるのに気付いたのは数時間後に飛行機に乗る時でした。

その時には結構痛かったんですが、それをCAさんに訴えたところでどうにもならない事くらい、オトナの私には理解できるので、誰にも何も言わなかったんです。

 

家にやっと着いてネットで「足の爪 剥がれる」で検索したら、頼みもしないのにグロ画像一覧が表示されてきてへこみました。

 

その中で知らない人のブログ記事を検索したら、、、

足の爪が剥がれたので皮膚科へ行ったところ、

医師に「で?それだけで来たの?」と言われて何の処置もしてもらえなかった。お金が無駄になって悔しかったという記事がありました。

 

そうよね。医者に行ったところで、足の爪を再生できるわけじゃなし、意味が無いよね。

と思い、患部をテーピングしてぐるぐる巻きにして、一日一回テープを替えることにしました。

 

だけど20日後の今日になって、足の爪のパカパカが元の位置にセッティングできなくなりました。

開けないけど元にも戻らないみたいな、半開きのアサリの酒蒸しのような状態になってしまいました。

 

とうとう意を決してクリニックに行きました。

ていうか、駅周辺で買い物してるときにかなり痛くなったので、急遽クリニックを探したという。

 

伊勢丹の裏を歩いていると、普段ほぼ毎日通っていても、まったく目に入らなかった整形外科を見つけました。

昔、京極夏彦の小説で読んだのですが、見ようとしなければ見えないものがあるって本当ですね。

 

で、渡りに船とばかりにその整形外科に入ったら、ロビーが異様に広くて、この立地でこの広さはすごいと思いました。

なんで今まで気付かなかったんだろう。

受付は3階にありました。

 

そもそも足の爪が剥がれそうってことで整形外科で合ってるのでしょうか?と受付の女性に聞いたところ、快く「大丈夫です」とのお返事をいただきました。

 

診察室で診てくださった先生は、病院と同じ名前の院長先生。

患部をみるのに診察台に寝かされました。

 

「これはもう新しい爪が生えてきてる。古い爪を剥がすしかないです」と言われました。

えええーーー!私の一番恐れていた事が現実に!!

 

私の了解を得ないうちに診察台が自動でグーンと上ったので、汗が一気に噴き出ました。

 

ニッパーみたいなのでバチンバチンと爪を少しずつカットしてる音が聞こえました。

この音の果てには、ベリッと剥がす最終工程があるのでは???

と想像すると、怖くて怖くてヒーッと呻くくらいしかできませんでした。

神経に響く痛みを伴うバチンッ!という音が最後の一撃でした。

 

「ほら見てごらん!足の爪がグチャグチャになってるじゃないか。もっと早く来ればよかったのに。早い段階で水を吸い出してあげれば治りが早かったんだ」

 

おそるおそる足の指を見たら、半分より下が爪のような皮膚のようなもので覆われていて、上の方はむき出しの皮膚。

 

怖い怖い怖い怖い((((;゚Д゚))))

 

その後、先生はコードブルーばりに、私の足指をイソジンでビタビタにして、上からクリームを塗ってくださいました。

 

「この白いクリームはいらない部分の爪が無くなるようにするためのだから」と言われました。

「あのー、明日温泉に行く予定なんですが大丈夫ですか?」

「どうぞどうぞいってらっしゃい」

と面倒くさそうに言われました。

 

処置が終わった後に、一時的に痛みが増したような気がしましたが、今は、嘘みたいに無痛です。

待ち時間短いし、受付の人は愛想いいし、先生は不愛想だけど腕は確かみたいだし、総合的にいい病院だと思いました。

 

こんどから整形外科はあそこにしよう。そうしよう。

 

くだらない冗長な記事とは存じますが、もしも立川在住で足の爪が剥がれそうな人がいたら、誰かの役に立つかもしれないと思いまして、、、

 

せっかくだから処置後の写真を載せておきます。

 

無駄に長い記事を読んでいただき、ありがとうございました
 
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