覚えておくと便利なオリーブオイルのウラワザ
本日のおうちランチの
バジルは
同じくベランダ栽培の
初夏にこんな↑可愛い実を
以上
オリーブオイル まじめ まじめ まじめ
共産党の哲学と反グローバリズム的態度の奇妙性
共産党はご存知の通り科学的社会主義というものを主張し、その根底には唯物論があります。この唯物論、どういったものなのか?といいますと、自然科学でいえば古典力学のようなものです。
つまり「理性が及ばない現象などはない」というのがその根底でして、「理性によって演繹的にこの世の形は解明できる、認識できる」とする哲学なのですね。
哲学上の理性は色々と解釈などがあるようなのですが、「理性によって認識ができないこともあると、理性的に認識する」こともまた「理性」なのだと思うわけです。
逆に「全てが理性によって把握できる」となると、その「理性によって見つけられた真実」は絶対化されて、非常に危険な話に政治の世界ではなるのではないか?という危惧があります。
例えば旧ソビエトの共産主義、もしくはインターナショナルという共産主義の会合などでは「計画こそが一番重要」とされていたようです。
つまりは「理性によって計画された経済であれば、うまくいく。つまりは計画が大事なのだ」ですが、現実的にはとことん破綻いたしました。
一方で私が批判をするグローバリズム・新自由主義も唯物論と共通の機械論哲学が根底にあります。そして姿形は違えど、共産主義との共通点がまさに「計画」にあり、グローバリズム・新自由主義とは設計主義的でもあるのです。
EUのシステムを思い出していただければよいのですが、例えば「国債発行はGDPの◯%まで」などのように「小さな政府」という「計画」を「設計し」、その根底には「自由競争こそが至上の価値観である」という絶対主義が横たわっているわけです。
つまりですね・・・共産党がグローバリズム的なものに反対するのは大いに結構で大賛成なのですが、それは「自分たちの計画と違うから」という理由だとすると、残念なわけですね。
簡易な例えでいいますと私が例えば健康に悪いからという理由で、ファーストフードのハンバーガーを批判したとしましょう。「マクドナルドは健康によくない!」とでも主張していたとします。
そうすると共産党は「そうだ!マクドナルドは健康に良くない、わがケンタッキーは健康によい!」とかなんとか主張しているわけです。
う~ん・・・と思わず首をひねってしまうのはしょうがないでしょう。どっちもファーストフードじゃんと(笑)
共産党の有用性
しかし現在の日本の政治状況というのは本当にどうしようもなくて、保守本流といわれた自民党がグローバリズムに与し、それに反対をする政党が共産党とあとは小沢一郎議員の党くらいしかないのだと思うのですね。(山本太郎と愉快な仲間たちだったか・・・?党名は忘れました(笑))
もっとも自民党の内部には「日本の未来を勉強する会」のような動きもあるわけですが、メインストリームになっているとはいい難い。
そして安倍政権、いやいや2000年の頃からの政権の殆どがグローバリズム信奉政権であったために、共産党の「労働者、弱者のための政治」という方向性が、必然的に「有用なもの」に位置しているというわけです。
しかし1点惜しいなと思うのは、冒頭の哲学の話もそうなんですが、自ら「”科学的”社会主義」を名乗るのであれば、なぜ共産党は「日本に財政問題はない」という理性的回答が導き出せないのか?ということなのです。
国定信用貨幣論などはこの「科学的社会主義」とやらに非常に合致するような議論であり、日本の財政問題を語る上で避けて通れない論なのですが、残念ながら日本ではあまり広く知られていない。
おそらくマルクスが現代の人間であれば、この国定信用貨幣論を支持したような気がするのですよね。
それに社会主義の第一歩は「政府による事業と財政出動」ではないのか・・・?などとも思ってしまいます。
共産党的には「資本家vs労働者」という構図が根強くて、そこにとらわれるあまりに国家の財政出動という話がなかなか出てこないのかもしれませんが。
反グローバリズムの連帯
とまあ、色々と共産党に注文をつけてみたわけですが(笑)グローバリズムが嫌だ!という勢力って、日本においてはごく少数派なのですよね。
そして例えば憲法9条、もしくは国内の諸問題というのは違いはあれど、グローバリズムか反グローバリズムか?という問題は右派的にいうならば「国家としての命脈を保てるかどうか?」という大問題ですし、左派的にいうならば「国民が貧乏になるか、豊かになるか」という人権的な問題にも還元しうるわけです。
私はもはや「左派、右派というカテゴリー分けで争うのはあまり意味がない」と考えてまして、その点でいえば共産党だとか公明党だとか、ネットのイメージではどちらかというと嫌われている政党にも、嫌悪感はないわけです。
むしろ維新やら安倍政権やらの「グローバリズム推進勢力」のほうが大嫌いです(笑)
自民党内で応援できるのも「財政出動派」の議員だけでして、こういった勢力がメインストリームになるにはまだまだ時間がかかることでしょう。いや、メインストリームになるかどうか?すら分かりません。
次回の衆院選は遅くても来年にあるそうですが、さてどこに入れようか?というのは、今から考えておいたほうが良さそうです。
私の選挙区から日本の未来を考える勉強会の議員が立候補するなら、文句なしにそちらに入れるのですが(笑)
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毎日更新されているんですが、当然ながら私も毎日みています。多分見始めて7~8年くらい?むっちゃ勉強になりますから。
本日の男の料理 鱧と生ハムの梅肉ソース
前回にホームパーティーを開いた時のレシピをのせていってます。今日は鱧と生ハムの梅肉ソース。
材料
- 鱧(骨切りしてあるものを買ってくださいね)
- 生ハム
- ミニトマト
- アスパラ
- レモン
- ---ソース---
- オリーブオイル
- 梅肉
- 醤油
- レモン汁(すだちとかのほうが美味しいです)
調理手順
- 鱧は一口大にカットして、お湯を沸騰させた鍋に数切れずつ入れては数秒で引き上げて氷水にひたします。湯引きですね。しめたらザルに取っておいてください。
- 生ハムは半分程度にカット。ミニトマトもカット、アスパラは茹でて粗熱を取りカット。レモンも輪切りに。
- 梅肉1、醤油1、レモン汁0.3、オリーブオイル2程度を混ぜてソースを作ります。
- 生ハムを下に敷いて、その上に鱧をのせて、ミニトマト、アスパラ、レモンなどの具を上から散らして、ソースをかけたら完成!
鱧は捌き方がなかなか難しい魚です。ですので、骨切りしてあるものを買ってくるのが無難ですが、私は頑張って捌きました(練習したかったし)。
買ってきた鱧はオスだったようで、なんと白子もたくさん入ってました!さっと茹でると最高にうまかったです。これだけは、捌いて骨切してある鱧では味わえない珍味。